大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
フランス近・現代（19～20世紀）作家の短編・中編小説を読みます。2013年度から読み始めたモーパッサンの『脂肪の塊』の読解を続けます。文法・構文・重要な言い回しを、文学作品をとおして身につけることができます。また、ヴォキャブラリーを増やす学習もします。

【講義概要】
まず、プリントでヴォキャブラリーについての知識を深めます。それに関する練習問題が宿題になり、添削して翌週返却致します。次に、『脂肪の塊』（プリント配布）を丁寧にゆっくり読み進めます。皆様に順次訳していただき（訳の担当者はあらかじめ決めます）、構文などを説明します。この講座が豊かなフランス文学を味わうきっかけになれば幸いです。この講座は年間継続クラスですが、初めての受講される方も歓迎いたします。

【ご受講に際して】
講義は主に日本語で行います。

【備考】

○発音・イントネーションのチェック
○講師による文法解説
○受講生による文章の音読
○練習問題を解き、講師が解説


仏検2級～準1級 程度

名前	小幡 一雄
肩書き	早稲田大学講師
プロフィール	専攻分野は19世紀フランス詩。早稲田大学文学部助手を経て現職。主たる著作として、「パリのミュゼでフランス語」(白水社、共著)、「読むことの楽しみ」(早美出版社、共著)、「ブッダのことば」(紀伊国屋書店、共訳)がある。