大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
日常の業務でルーティンなメールは作成しているが、より複雑なビジネス状況に対応でき、メールの受け手が感心するような的確で簡潔、しかも品性のあるメールを書きたいと希望している受講生の皆さん、是非一緒に勉強しませんか。日常業務の各領域(例えば出張・会議、業務連絡、営業、マーケティング、会計・財務、研究・開発、製品クレーム、M&A、リスク・マネジメントなど)での事例を中心に、最近のtopicalな話題を織り交ぜながら実地にe-mailを完成させていきます。コース終了時点ではe-mail作成のスキルが一段と向上したと思える自信がつくことを目指します。

【講義概要】
多くの課題を一緒に解きながら、海外(特に米国)でのビジネスで使われる表現や、ある状況の下ですぐ相手に理解してもらえる最適表現、最適語彙を中心に講義を進めていきます。又他の参加者から学ぶ機会も高めます。受講生の授業への参画度合を増やしクラス全体で「ワイワイ・ガヤガヤ」方式で勉強していきます。特に日本人の視点と同時に、(15年間アメリカでの留学・通訳・業務経験で吸収した)欧米人(特に米国人ビジネスパーソン)の視点・考え方の両方の側面からの考察を入れた授業を展開したいと考えます。この講義はビジネス・メールでの色々な言い方、スタイル、丁寧な言い方などのスキルを磨きたい、国際ビジネスに既に従事しているが英文コミュニケーション能力をレベルアップしたいという方のためのEメール・ライティング集中コースです。一回の授業で3-5題の和文課題を英文e-mailに転換しながら学んでゆきます。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/ 9(水) ビジネス・メール作成の重要ポイント
第2回 2014/ 7/16(水) ビジネス・メール作成演習とコメント
第3回 2014/ 7/23(水) ビジネス・メール作成演習とコメント
第4回 2014/ 7/30(水) ビジネス・メール作成演習とコメント
第5回 2014/ 8/20(水) ビジネス・メール作成演習とコメント
第6回 2014/ 8/27(水) ビジネス・メール作成演習とコメント
第7回 2014/ 9/ 3(水) ビジネス・メール作成演習とコメント
第8回 2014/ 9/10(水) 総仕上げ(重要ポイントの再チェック)

【ご受講に際して】
◆簡単な和文課題を受講生の方に英文メールに作成してもらい、クラスで発表して頂き、クラス全体でのディスカッションをしながら皆で学んでゆくプロセスを大事にします。
◆解らないこと、疑問に思うことは積極的に発言して頂くのはメール作成の力を伸ばして頂くのに大変有効ですし、そのような受講姿勢を大歓迎いたします。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『ビジネス英文ライティング 第二版』（株式会社DHC）（1，500円）（ISBN:978-4-88724-541-9）

名前	藤崎 武彦
肩書き	元目白大学教授
プロフィール	早大(一商)卒後、生保会社勤務。渡米後カリフォルニア州立大学院卒(マーケティング修士)。通産省(当時)の外郭団体の米国ワシントンDC駐在員として会議同時通訳及びカーター元大統領をはじめ米国要人の通訳を実施。大手製薬企業で国際企画・国際業務を統括。定年後、明海大、目白大(専任)、早大でビジネス英語、国際ビジネス論等担当。