大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
(1)今までに学習した英文法を、今までとは異なる視点から捉え直す。
(2)個々の文法項目に宿る“感覚”をマスターする。
(3)感覚として身につけた文法を、ビジネスや日常英会話に応用する力をつける。

【講義概要】
本講座では、皆さんが学んできた英文法を、今までとは少し違った視点から学び直していきます。夏講座は主に、品詞、文の形(文型)、時制(現在形・過去形・未来表現・完了形)、助動詞、準動詞、関係詞、比較、仮定法を扱う予定です。
英文法というと「とにかく文法用語に振り回される。」こんな思いをされた方も多いのではないでしょうか。たとえば、「助動詞canには4つの用法(能力・可能・許可・可能性)があります。暗記しましょう。」のように。ただ、それではcanの持つ本質は見えてきません。個々の文法項目には、本質的な意味(=感覚)があります。本講座はその感覚をしっかりとつかむことで、英語をより深く理解できるようになることを目指します。さらにはビジネスや日常英会話へ応用も目指します。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/ 9(水) 文のしくみ1-品詞とその組み合わせ-
第2回 2014/ 7/16(水) 文のしくみ2-品詞とその組み合わせ-
第3回 2014/ 7/23(水) 時の表し方-昔を眺めるか今を感じるか-
第4回 2014/ 7/30(水) 助動詞-話し手の気持ちを助動詞に込める-
第5回 2014/ 8/20(水) 準動詞-動詞が他の品詞に化ける-
第6回 2014/ 8/27(水) 関係詞-情報の付け足し-
第7回 2014/ 9/ 3(水) 比較-基準と勝敗-
第8回 2014/ 9/10(水) 仮定法-「ありえない」話は「ありえない」表現で-

【ご受講に際して】
講義は主に日本語で行います。・辞書(電子辞書可)があれば、お持ちください。

名前	工藤 俊
肩書き	大東文化大学講師
プロフィール	神奈川生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科文芸・言語専攻で言語学(特に英語の構文とイディオム研究)分野博士課程単位取得。研究活動と並行して、大東文化大学のほか複数の大学で教鞭をとる。