大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
マーケティングには感性も大切ですが、科学としてのマーケティングの基礎を学んだ上での感性マーケティングです。マーケティングはテクニックではなく“戦略”です。この戦略としてのマーケティングを理論から学ぶのではなく、世の中の成功している企業や商品・サービスのケーススタディから理解していただきます。特に消費者のニーズの階層性やセグメンテーション・ターゲティングの重要性を認識していただき、一時的なブームをつくるマーケティングではなく、永続性のある戦略マーケティングの立て方を学んでいただきます。

【講義概要】
マーケティングの定義、歴史など基本的な知識をレクチャーした後に、現代マーケティング論の主流でもある「コトラーのマーケティング」を、ケーススタディを用いて解説します。大企業だけでなく、むしろ中小企業にこそマーケティング思考が不可欠である、という講師の主張を理解してもらう意味でも、ケーススタディは中小企業の新たな事例を多く取り上げる予定です。また、ケーススタディの解明にあたり、受講生同士でグループワークを行い発表してもらいます。これらを通じて、世の中のヒット商品や話題のビジネスのノウハウや原理・原則を発見してもらいます。自分の周辺のいろいろなものを、マーケティング発想・思考で見るトレーニングにもなります。マーケティングの知識がまったくない方にもわかりやすく解説しますので安心です。また、講師の過去36年に渡るコンサルティング経験の中から得たノウハウや知見を知ることで、新たな気づきも得ていただけると思います。また恒例の毎週開催される講座終了後の交流会でも、講座では話しきれなかったエピソードや情報をお話しします。

名前	石渡 明
肩書き	(有)ブレイン・アソシエイツ代表取締役、早稲田大学講師
プロフィール	早稲田大学法学部卒。1977年、現在の(株)船井総合研究所入社。2000年より(株)グローバルマネジメントディレクションズ(アンダーセン)。2004年より(株)コーポレイト ディレクション、2007年より(有)ブレイン・アソシエイツLtd.代表取締役。事業再生コンサルティングから、組織活性や人材育成の企業研修など幅広いテーマで活動。