大学公開講座のセカンドアカデミー

＜目標＞
本講座は、一定の英語を書くことはできるが、更に上のレベル（中級程度）の英語表現力を習得したい方に最適です。
今学期は、2013年度の春学期から秋学期にＡコースで使用したテキスト『Keystone ― Grammar-based English Writing ― 基本英文から現代英語表現へ』を使用したいと思います。いったん基本に立ち返ってから、より複雑な英文作成に対応できる応用力を、課題を通して身に付けていただく事が狙いです。
ライティング力の上達の秘訣は、動詞の働きをよく調べ、理解する事です。本テキストは、動詞の用法と動詞に関係する事柄が３分の２を占めています。

冬講座では、テキストの第１章から第８章までをカバーし、Be動詞・Have動詞・一般動詞などをきめ細かく分析して、英文構成力をつけていきます。

＜講義概要＞
講義では、毎回テキストを１章ずつカバーします。
各章は４ページ構成で、前半２ページは例文を示しながら文法事項の説明をし、日本語から英語にする方法を解説していきます。後半２ページは練習問題で、日本語に対する英語の慣用的な用法を中心に作られています。
このテキストは工夫されており、英語の使い方をよく理解して納得し訓練すれば、自然に応用力がつく内容になっています。

クラスは予習第一主義です。また、毎回添削課題を与えてこれらの補強をおこないます。

＜各回の予定＞
第１回　Chapter 1：Be動詞の機能 ～連絡・存在・状態～
第２回　Chapter 2：Have動詞の機能 ～状態と動作～
第３回　Chapter 3：一般動詞～自動詞と他動詞・動作と状態～
第４回　Chapter 4：名詞と冠詞、数と冠詞
第５回　Chapter 5：代名詞 ～人称代名詞・不定代名詞・指示代名詞～
第６回　Chapter 6：時制（1） ～現在形と現在進行形～
第７回　Chapter 7：時制（2） ～過去形と過去進行形～
第８回　Chapter 8：時制（3） ～単純未来と意志未来～

＜備考＞
テキスト
『Keystone ― Grammar-based English Writing ― 基本英文から現代英語表現へ』（成美堂）（1,900円程度）

資料配付

名前	長坂　昇
肩書き	日本英語ライティング普及会々長
プロフィール	－