大学公開講座のセカンドアカデミー

＜目標＞
企業活動において必要な特許権の全体像を理解したうえで、その活用に際して生ずる可能性のある紛争内容とその有効な回避策を知る。


＜講義概要＞
企業活動をするにあたって、知的財産の何たるかを知らないことは、武器を持たずして戦地に赴くに等しい。本講座は、産業財産権として企業活動の中で最も中心に位置する特許権を中心にして、その概要を知るとともに、職務発明などの権利の主体や、特許権の活用とその際に生ずる特許権侵害をめぐる法律的な多様な問題の基礎を学ぶものである。


＜各回の予定＞
第１回　知的財産法概観
第２回　特許権の客体・主体と特許権の効力
第３回　特許権の活用と特許権侵害をめぐる諸問題

＜ご受講に際して（持物、注意事項）＞
・ 受講に先立ち、高林龍「標準特許法〈第４版〉」（有斐閣）をご一読ください。

【ご持参いただくもの】
・ 『標準特許法〈第４版〉』及び特許法が掲載されている『六法』


＜備考＞
テキスト
『標準特許法〈第４版〉』（有斐閣）（2,730円）（ISBN：978-4641144293）

※日程注意

「グローバル時代の法務実務」シリーズについて
ビジネスパーソンの現場で起こりうる課題、コンプライアンス、国際間の経済連携にともなって生じる具体的な問題について認識しておくべき主要な法分野における基本的な法情報を獲得することは、今やビジネスパーソンにとって不可欠な時代になってきています。
この講座は、このような事情を考慮して、主として企業法務を担当としている社会人を対象に、最近の法事情を第一線で活躍する早稲田大学の法学者がコンパクトに講義をするものです。
春に続く第２シリーズである今回は取許法国際取引法会社法を取り上げます。


＜お問い合わせ＞
開講日まで１週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
　→　電話番号 ０３−３２０８−２２４８

講座申込みは開講日前日（前日が休業日のときは前開室日）１７時まで可能です。

名前	高林　龍
肩書き	早稲田大学　法学部　教授
プロフィール	－