大学公開講座のセカンドアカデミー

経営資源の乏しい中小企業が、新規事業で成功するために必要な「事業開発術」を身につける。

具体的には、ヒト・モノ・カネといった経営資源が不足する中で、新規の有望な事業機会を発掘し、事業アイディア・構想を戦略やビジネスモデルに落とし込むと共に、数値化するといった事業計画を策定する技術を習得する。


様々な新サービスや新製品、特許技術が開発されている。しかしながら、本格的に事業化され、利益を出し続けられるまでに成長した新規事業は数少ない。既存事業の呪縛や過去の成功体験から、また、資金不足や「二兎を追う者は一兎をも得ず」といった観点から、業績が低迷する中、新規事業に踏み出すことを躊躇う中小企業の経営者は非常に多い。

本講座では、こういった状況下にある経営資源の乏しい中小企業が、新たな有望な事業機会をどのように発掘し、新規事業を成功へと導くには何をなすべきなのかを考える。そして、厳しい経営環境をチャンスと捉え、新たな顧客価値を創造する「事業開発」に係わる方法論や各種フレームワークを事例研究やディスカッションを通じて学ぶ。加えて、グループ毎に事業計画を策定・発表することで「事業開発」に必要な視点や考える力を磨き、実践力を養う。

尚、本講義は、単なる知識詰込み型の講師による一方向のレクチャー方式ではなく、双方向のディスカッションを主体とする方法で進行する。


第１回　事業開発の定義と必要性

　　　　事業機会の発掘手法

第２回　事業方針と事業戦略の立て方

　　　　マーケティング戦略の立て方

第３回　ビジネスモデルの構築手法

　　　　財務計画の策定手法

第４回　事業計画の発表と質疑応答

・途中15分間程度の休憩を入れる予定です。

・補講の場合は、11/17に実施します。

名前	佐竹　恒彦
肩書き	佐竹経営研究所 代表・一般社団法人 経営革新協会 会長
プロフィール	－