大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・英国児童文学の「宝石箱」と呼ばれるそのポターの原書を声に出し、ストーリーテリング(読み聞かせ)の手法で味わう。
・活字と挿絵の両方を鑑賞しながら、発音・抑揚・間の取り方などを講師の指導のもと学ぶ。

【講義概要】
2016年はビアトリクス・ポターの生誕150年でした。この講座は「ピーターラビット」の読み聞かせクラスで、絵本の背景にある生活文化・動植物についても時間をかけて味わうクラスですが、この春は「アプリー・ダプリーねずみのわらべうた」「セシリー・パセリねずみのわらべうた」を予定しています。原書で作品に触れたい方、図書館で読み聞かせボランティアに興味のある方、お子様やお孫さんに英語で読んでみたい方、純粋にあのキャラクターが大好きな方に最適のクラスです。活字と挿絵が一体となり、100年以上も前の作品に息を吹き込む「読み聞かせ」の手法をゆっくり、丁寧に指導します。

【ご受講に際して】
◆講義は英語と日本語で行います。
◆指定テキスト『Beatrix Potter: The Complete Tales』は、Potterの27作品が1冊にまとまったものです。一度に全て購入されることを希望されない方は、「アプリー・ダプリーねずみのわらべうた」「セシリー・パセリねずみのわらべうた」のみを購入されても結構です。


テキスト
『Beatrix Potter: The Complete Tales』（Frederick Warne & Co.）（ISBN:9780723258049）

【備考】
講義概要にある内容に加えて、指定テキスト『Beatrix Potter: The Complete Tales』に収録されている「こぶたのロビンソンのおはなし」も一部扱う予定です。
全集ではなく別冊を購入される方は、「アプリー・ダプリーねずみのわらべうた」「セシリー・パセリねずみのわらべうた」のみの購入で構いません。「こぶたのロビンソンのおはなし」については必要部分の資料を配布します。
(2017年3月2日)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	宮島 瑞穂
肩書き	昭和女子大学講師
プロフィール	東京生まれ。英国でBA(文学士)、ICUでMA(文学修士)取得。NHK国際局ラジオジャパンライターを経て開局直後のCNN報道番組の翻訳、国内での制作に携わる。1993年より1年、ハーバード大学大学院で特別研究生として教育番組・メディア学を専攻。帰国後、大学で教鞭を取りつつ映像翻訳に関わる。2004-05年に再渡米、ハーバード大学の生涯教育プログラムに感化され、早稲田大学エクステンションセンターでも教鞭をとり現在に至る。