大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座の目標】　
江戸開幕に至る徳川家康の歩みとはどのようなものであり、また実際の彼の姿はどのようなものであったのでしょうか。最新の研究成果を踏まえ、江戸開幕に至る道程と家康の「実像」についてみていきます。

【概要】
　2023年放映のNHK大河ドラマは、三河国の国衆（小大名）から戦国大名、織田・豊臣大名を経て天下人となった徳川家康を主人公とした「どうする家康」です。家康は、三河国岡崎（愛知県岡崎市）に生まれた後、戦国時代の世のなかどのような道程を歩みながら、天下人となり江戸幕府を開設（江戸開幕）するにまで至ったのでしょうか。
　本講座では、その道程について、家康が死後に神となったことから形成された、徳川将軍家の天下掌握を必然とした江戸時代から現在に至るまで影響を持ち続ける「松平・徳川中心史観」（神君史観）から離れた、同時代の視点のもとに探ります。併せて、同時代人としての家康の「実像」についてもみていきたいと思います。

開催場所： 「受講証」メールに記載（3日前迄にメールで配信）
申込・振込期間：9月4日（月）～12月6日（水）

名前	柴 裕之
肩書き	東洋大学文学部非常勤講師
プロフィール	－