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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-05-05 / 文学:日本史 / 学内講座コード:A6

『源氏物語』全巻を読む―「手習」巻~浮舟は生きていた!

主催:東洋大学社会貢献センター(エクステンション課)東洋大学 白山キャンパス(東京都) / 東洋大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先:■白山キャンパス(エクステンション課)/TEL:03-3945-7635
開催日
5月15日(月)~ 7月3日(月)
講座回数
8
時間
14:00 ~ 16:00
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
13,200円
定員
50
その他
一般/Web:8,800円
本学学生/対面・Web:4,400円
対面:50名
Web:95名
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

講座の目標:
『源氏物語』の原文を声に出して読み、言葉が導くところの背景や社会を考え、その楽しさを実感できることを目標とします。そして、作者紫式部のメッセージに耳を傾けます。

 「蜻蛉」巻に続く「手習」巻は、比叡山の横川に隠棲する「なにがし僧都」が、長谷寺に参籠した尼の母と妹を宇治の地で出迎え、物の怪に襲われたと思われる若い女を発見するところから始まります。この若い女こそ、宇治川に入水したとされる浮舟だったのです。
 この巻は、時間的には、浮舟の失踪を受け、人々が混乱する「蜻蛉」巻の冒頭の時に重なります。やがて物語の舞台は、比叡山麓小野の里に移り、浮舟は、僧都たちの介抱もあって、回復してゆきます。世を忍ぶ日常のなかで、過去を回想し出家を望む浮舟ですが、作者は、貴公子中将を出現させて、新しい恋物語の予感めいたものも示唆します。
 今回も、原文の持つ陰影を味わいながら、作者紫式部のメッセージに耳を傾けたいと思います。

日程:
第1回 5月15日(月) 横川の「なにがしの僧都」
第2回 5月22日(月) 「宇治の院」で倒れている若い女(浮舟)
第3回 5月29日(月) 比叡山麓の小野
第4回 6月 5日(月) 浮舟に取り憑いていた物の怪を調伏
第5回 6月12日(月) 浮舟、回復する
第6回 6月19日(月) 浮舟を助ける尼君たち(僧都の母・妹)
第7回 6月26日(月) 妹尼の亡き娘の婿君(中将)
第8回 7月 3日(月) 中将、浮舟に心を寄せる

講師陣

名前 河地 修
肩書き 東洋大学名誉教授
プロフィール
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