検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2021-10-14 / 日本史:宗教・哲学 / 学内講座コード:記1

井上円了 ―哲学の展開・妖怪文化の変遷―【ハイブリッド型】

主催:東洋大学社会貢献センター(エクステンション課)東洋大学 白山キャンパス(東京都) / 東洋大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先:■白山キャンパス(エクステンション課)/TEL:03-3945-7635
開催日
2021年10月24日(日)
講座回数
全1回
時間
13:15 ~ 14:15(第1部60分)
14:25 ~ 15:25(第2部60分)
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
 - 
定員
50
その他
定員:50名(対面) ※Web型は定員無し(申込不要)
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【第1部講演概要】
演題:「井上円了における哲学の展開」
 
 井上円了は東京大学文学部哲学科において、西洋哲学と仏教を含む東洋哲学を学びました。ヘーゲルの哲学に真理を見出すとともに、仏教に同じ立場の思想を発見し、哲学に仏教的視点を導入するとともに、仏教を哲学的に評価しその教理の発展の姿を明らかにしました。円了はさらに活動主義に到達し、現実社会における奮闘を重視するのでした。そうした円了の哲学の軌跡をたどり、今日の我々に求められている生き方について考えてみたいと思います。

【第2部講演概要】
演題「妖怪文化の変遷 ─ 江戸から明治へと移り行くなかで ─」

 妖怪文化が大きく花開いた江戸時代は絵巻、錦絵、版本など多様なツールで妖怪が紹介されていきましたが、とりわけ木版印刷の発達によって誰もが妖怪絵などを目にする環境が生まれ、妖怪は親しみやすい存在にもなっていきました。その後、近代国家がスタートする明治時代に入ると激変する社会のなかで妖怪にも新しい潮流が生じることとなります。なかでも情報社会を牽引した新聞との出会いは妖怪に新たな生命力を与えました。このような、井上円了が生まれ、育ち、活躍した時代の妖怪文化の流れを紹介します。

備考

※受講料:無料(受講証等は、対面型申込者のみ開講3日前迄にメールを一斉配信)
※会場:125 記念ホール(白山キャンパス8号館7階)
※Web参加は、申込不要。当日、本学ホームページTOP(https://www.toyo.ac.jp/)に配信サイトをお知らせいたします。講演会は、ライブ配信後、後日、Youtube(東洋大学Alumniチャンネル)に期間限定でオンデマンド配信する予定です。詳細は、ホームページにてお知らせいたします。
※本講座は、井上円了哲学センターのイベントに基づき、開催します。当日は、井上円了哲学センター事務室等にて進行運営し、エクステンション課窓口(電話、メール含む)は閉室しております。
  井上円了哲学センター事務室の連絡先は、以下の通りですが、当日はイベント対応で不在となる場合がございますので、予めご留意ください。 <井上円了哲学センター事務室/E-Mail:mliecp@toyo.jp>

講師陣

名前 竹村牧男
肩書き 前東洋大学学長
プロフィール 1971年、東京大学文学部卒業。1974年同大学院人文科学研究科印度哲学専修課程博士課程中退。文化庁宗務課専門職員、三重大学助教授、筑波大学助教授、同教授を経て、2002年、東洋大学文学部インド哲学科教授、2007年、同文学部長、2009年~2020年まで東洋大学学長。2002年、筑波大学名誉教授、2020年、東洋大学名誉教授。専門は仏教学・宗教哲学。
名前 湯本豪一
肩書き 湯本豪一記念日本妖怪博 物館(三次もののけミュージアム)名誉館長
プロフィール 1950年生まれ。法政大学大学院(日本史)修士課程修了。川崎市市民ミュージアム学芸員や学芸室長を務め、妖怪や幻獣の展覧会を開催する。長年にわたり妖怪資料の発掘、収集を行い、5000点の妖怪コレクションを広島県三次市に寄贈、2019年に湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)が開館する。現在、同館の名誉館長。妖怪文化の海外への紹介にも力を注ぎ、2018年に日本とスペインの国交樹立150年記念としてマドリードの王立サンフェルナンド美術アカデミーで開催された妖怪展や2021年から世界各国を巡回している妖怪展などの監修を行う。
質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.