講座詳細情報
申し込み締切日:2019-09-30 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:C1
エクステンション講座C【連携講座】「荷風と鷗外 -文京区立森鷗外記念館連携講座-」
- 開催日
- 2019年10月19日(土)~12月8日(日)
土曜日・日曜日
- 講座回数
- 全5回
- 時間
- 14:00~15:30(90分)
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,950円
- 定員
- 60
- その他
- 東洋大学生:¥1,650(全5回分)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座の到達目標】地元にゆかりのある森鷗外と永井荷風の文学世界についての知識を深める。
2017(平成29)年度から続く文京区立森鷗外記念館との連携講座の第3回目です。白山キャンパスの地元である文京区の公立博物館(文学館)と連携することで、地域貢献をするとともに魅力ある講座を提供できると思います。
今回は、森鷗外記念館の秋の特別展示テーマに合わせて、永井荷風を取り上げます。2019年は荷風の生誕140年にあたり、各地で、展覧会やイベントが開催されています。荷風は小石川の生まれで、東洋大学のすぐ近くの小日向の黒田小学校に通っていました。千駄木に居を構えた森鷗外を敬愛し、彼から多くの影響を受けています。また、1910年には鷗外らの推挙で慶應義塾大学の教授にもなり、『三田文学』を創刊しています。『三田文学』には鷗外も作品を残しており、二人の関係は終生続いたものと思われます。
本年度は、永井荷風にスポットを当てて、鷗外やその他の文学者とのかかわりなどを幅広く学んでいきます。
第1回 10月19日(土) :東洋大学
<永井荷風と玉の井>嶋田直哉先生(明治大学准教授)
『濹東綺譚』を読み、荷風の日記である『断腸亭日乗』や当時の資料を中心に、戦前期の私娼街玉の井を考えます。
第2回 10月27日(日) :文京区立森鷗外記念館
<鷗外外と荷風の江戸>池澤一郎先生(早稲田大学教授)
鷗外の『伊澤蘭軒』と荷風の『下谷叢話』を主たる資料として両者の関係や史伝、随筆の面白さを考えて見たいと思います。
第3回 11月17日(日) :文京区立森鷗外記念館
<女性芸術家の誕生に向けて-鷗外、上田敏、荷風>持田叙子先生(文芸評論家)
荷風を愛した森鷗外と上田敏は、荷風の兄世代に当たります。ともに娘をもち、国際的に活躍できるレディに育てることをめざし、明治大正の女性の創造的活動をうながしました。弟分の荷風もおおいにそこに刺激を受けています。三人をめぐる女性芸術家誕生への理想を探ります。
第4回 11月30日(土) :東洋大学
<『ふらんす物語』を歩く>石田仁志先生(東洋大学教授)
荷風『ふらんす物語』の中に描かれたリヨン、パリの姿を追いつつ、鷗外のベルリンへと思いを馳せたいと考えます。
第5回 12月8日(日) :文京区立森鷗外記念館
<「異文化」の最前線-男女の交際と食事風景を中心に->真銅正宏先生(追手門学院大学教授)
森鷗外と永井荷風がそれぞれの西洋体験の中で見た、男女が交際する姿や食事風景の差異などをとおして、当時の「異文化」が(追手門学院大学教授)持つ心理的衝撃力と影響について考えます。
2017(平成29)年度から続く文京区立森鷗外記念館との連携講座の第3回目です。白山キャンパスの地元である文京区の公立博物館(文学館)と連携することで、地域貢献をするとともに魅力ある講座を提供できると思います。
今回は、森鷗外記念館の秋の特別展示テーマに合わせて、永井荷風を取り上げます。2019年は荷風の生誕140年にあたり、各地で、展覧会やイベントが開催されています。荷風は小石川の生まれで、東洋大学のすぐ近くの小日向の黒田小学校に通っていました。千駄木に居を構えた森鷗外を敬愛し、彼から多くの影響を受けています。また、1910年には鷗外らの推挙で慶應義塾大学の教授にもなり、『三田文学』を創刊しています。『三田文学』には鷗外も作品を残しており、二人の関係は終生続いたものと思われます。
本年度は、永井荷風にスポットを当てて、鷗外やその他の文学者とのかかわりなどを幅広く学んでいきます。
第1回 10月19日(土) :東洋大学
<永井荷風と玉の井>嶋田直哉先生(明治大学准教授)
『濹東綺譚』を読み、荷風の日記である『断腸亭日乗』や当時の資料を中心に、戦前期の私娼街玉の井を考えます。
第2回 10月27日(日) :文京区立森鷗外記念館
<鷗外外と荷風の江戸>池澤一郎先生(早稲田大学教授)
鷗外の『伊澤蘭軒』と荷風の『下谷叢話』を主たる資料として両者の関係や史伝、随筆の面白さを考えて見たいと思います。
第3回 11月17日(日) :文京区立森鷗外記念館
<女性芸術家の誕生に向けて-鷗外、上田敏、荷風>持田叙子先生(文芸評論家)
荷風を愛した森鷗外と上田敏は、荷風の兄世代に当たります。ともに娘をもち、国際的に活躍できるレディに育てることをめざし、明治大正の女性の創造的活動をうながしました。弟分の荷風もおおいにそこに刺激を受けています。三人をめぐる女性芸術家誕生への理想を探ります。
第4回 11月30日(土) :東洋大学
<『ふらんす物語』を歩く>石田仁志先生(東洋大学教授)
荷風『ふらんす物語』の中に描かれたリヨン、パリの姿を追いつつ、鷗外のベルリンへと思いを馳せたいと考えます。
第5回 12月8日(日) :文京区立森鷗外記念館
<「異文化」の最前線-男女の交際と食事風景を中心に->真銅正宏先生(追手門学院大学教授)
森鷗外と永井荷風がそれぞれの西洋体験の中で見た、男女が交際する姿や食事風景の差異などをとおして、当時の「異文化」が(追手門学院大学教授)持つ心理的衝撃力と影響について考えます。
備考
申込・振込締切日:通常の有料講座と手順が異なりますので、下記をご参照ください。
申込期間:9月2日(月)~9月30日(月)
①webによるお申込...http://www.toyo.ac.jp/site/koza/よりお申込ください。
②ハガキによるお申込...ハガキに「東洋大学連携講座荷風と鷗外」受講希望と記入のうえ(1)郵便番号・住所(2)氏名(フリガナ)(3)電話番号を明記し下記宛にお送りください。
〒113-0021東京都文京区本駒込1-10-2東洋大学甫水会館1階東洋大学社会貢献センター「東洋大学連携講座」係
TEL:03-3945-7635
※お申込は1講座につき1枚でお申込ください。他のお申込を併記しないでください。
↓
受講確定のご連絡:10月1日(火)
本講座は教室の収容人数の関係で受講可能な人数に限りがございます。受講可能な方には上記のお日にちに郵送でお振込に必要な手続き書類をお送りいたします。(ご到着まで数日かかる場合がございます。)
↓
振込期間:10月2日(水)~10月8日(火)
受講可能な方にはお振込用紙をお送りいたしますので、同封の用紙を使用し上記の期間内にお振込ください。
↓
受講証発送:10月10日(木)
お振込が確認できた方には、上記のお日にちに受講証を発送いたします。(ご到着まで数日かかる場合がございます。)講座当日に受講証をご持参ください。
※会場の都合上、定員を超えるお申込みがあった場合、抽選とさせていただきます。
申込期間:9月2日(月)~9月30日(月)
①webによるお申込...http://www.toyo.ac.jp/site/koza/よりお申込ください。
②ハガキによるお申込...ハガキに「東洋大学連携講座荷風と鷗外」受講希望と記入のうえ(1)郵便番号・住所(2)氏名(フリガナ)(3)電話番号を明記し下記宛にお送りください。
〒113-0021東京都文京区本駒込1-10-2東洋大学甫水会館1階東洋大学社会貢献センター「東洋大学連携講座」係
TEL:03-3945-7635
※お申込は1講座につき1枚でお申込ください。他のお申込を併記しないでください。
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受講確定のご連絡:10月1日(火)
本講座は教室の収容人数の関係で受講可能な人数に限りがございます。受講可能な方には上記のお日にちに郵送でお振込に必要な手続き書類をお送りいたします。(ご到着まで数日かかる場合がございます。)
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振込期間:10月2日(水)~10月8日(火)
受講可能な方にはお振込用紙をお送りいたしますので、同封の用紙を使用し上記の期間内にお振込ください。
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受講証発送:10月10日(木)
お振込が確認できた方には、上記のお日にちに受講証を発送いたします。(ご到着まで数日かかる場合がございます。)講座当日に受講証をご持参ください。
※会場の都合上、定員を超えるお申込みがあった場合、抽選とさせていただきます。
講師陣
名前 | 嶋田 直哉 |
---|---|
肩書き | 明治大学准教授 |
プロフィール | - |
名前 | 池澤 一郎 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | - |
名前 | 持田 叙子 |
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肩書き | 文芸評論家 |
プロフィール | - |
名前 | 石田 仁志 |
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肩書き | 東洋大学文学部教授 |
プロフィール | - |
名前 | 真銅 正宏 |
---|---|
肩書き | 追手門学院大学教授 |
プロフィール | - |