検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-02 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:A1

エクステンション講座A 「一向一揆と民衆」

主催:東洋大学社会貢献センター(エクステンション課)東洋大学 白山キャンパス(東京都)]
問合せ先:■白山キャンパス(エクステンション課)/TEL:03-3945-7635
開催日
2019年10月12日(土)
講座回数
1
時間
10:40~12:10(90分)
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
1,650円
定員
60
その他
東洋大学生:¥ 550(全1回分)
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座の到達目標】戦国時代に頻発した一向一揆。それは当時の民衆の力を、信仰の力によって結集した、強権的な支配者に抵抗する運動とみなされることが多い。果たして、確実な史料からみた実像はどのようなものかを考える。

一向一揆はしばしば、反権力的な民衆の宗教による抵抗運動とみなされてきた。多くの人々のイメージするのは、戦国の覇者織田信長に敢然と抵抗したとされる石山合戦、応仁の乱後の混乱のなかで、加賀の守護大名富樫政親を打倒した加賀一向一揆、さらに今川氏から自立して、三河国の支配を打ち立てようとした徳川家康の前に立ちはだかった三河一向一揆などである。また彼らは親鸞の開いた真宗に帰依する本願寺門徒であった。宗教による民衆の結束が著しい力を発揮することはよく知られている。そのせいか、近年は一向一揆を現代の原理主義的宗教者の運動と結びつけて考える風潮すらみられる。だが、こうした一向一揆像は果たして真実を伝えるものなのか。宗教が縁遠いものとなり、その分宗教への偏見・無理解もしばしばみられる現代、一向一揆の実態をできるだけ客観的・具体的に明らかにしてみたい。

備考

受講証:有り
※申込期間終了後、受講料納入者に送付。当日、ご持参ください。

開催場所:「受講証」に教室名等を記載
申込・振込期間:9月2日(月)~10月2日(水)

講師陣

名前 神田 千里
肩書き 東洋大学文学部教授
プロフィール
資料を請求する
質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.