講座詳細情報
申し込み締切日:2020-01-25 / その他教養:日本史 / 学内講座コード:記1
井上円了没後100周年記念講座 1 <学長土曜講座>「東洋大学の創立者・ 井上円了の哲学・思想」
- 開催日
- 2019年 5月25日(土)~2020年 1月25日(土)
- 講座回数
- 全5回
- 時間
- 10:40~12:00(80分)
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- -
- 受講料
- -
- 定員
- 100
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座の到達目標】東洋大学の創立者・井上円了の生涯と思想を理解し、円了の思想が自己にとって持つ意味を考え、またそれが現代社会にどのような意味があるかを考察して、円了への理解を深める。
井上円了は、慈光寺という真宗の寺院に長男として生まれ、東京大学で哲学を学び、明治20(1887)年に「私立哲学館」を創設して、以後、教育活動に挺身した。哲学を重視するとともに、仏教学も深く修め、仏教思想の哲学的な究明を展開し、当時、委縮していた仏教界の復興に大きな影響を与えた。のみならず倫理学、宗教学、心理学、教育学等の分野でも数々の研究成果を発表し、近代日本の人文学系学問の草分け的存在であった。さらに超学際的研究による妖怪学の一大学問体系を構築し、あらゆる不思議現象の解明にも努めた。また、円了の教育理念は、今日の高等教育の潮流を先取りしたものであったと言える。生涯に三たび世界旅行を敢行し、後年は全国で講演活動を展開し、その数は五千回以上にものぼって、その行動力においても並外れたものがあった。井上円了は大正8(1919)年、大連で講演中に倒れ、逝去してから、今年は没後100周年に当たる。そこでこの節目の年に、円了の哲学・思想を顧み、その現代における意義等について考える機会を提供したいと思う。
【スケジュール】
第1回 5月25日(土) 井上円了の生涯と、その生涯における仏教や哲学などとの関係について学びます。
第2回 7月27日(土) 井上円了の哲学に対する見方・考え方について学びます。
第3回 9月21日(土) 井上円了の仏教に対する見方・考え方について学びます。
第4回 11月30日(土) 井上円了の妖怪学の内容とその意義について学びます。
第5回 1月25日(土) 井上円了の教育理念を学び、その今日の高等教育における意義について学びます。
井上円了は、慈光寺という真宗の寺院に長男として生まれ、東京大学で哲学を学び、明治20(1887)年に「私立哲学館」を創設して、以後、教育活動に挺身した。哲学を重視するとともに、仏教学も深く修め、仏教思想の哲学的な究明を展開し、当時、委縮していた仏教界の復興に大きな影響を与えた。のみならず倫理学、宗教学、心理学、教育学等の分野でも数々の研究成果を発表し、近代日本の人文学系学問の草分け的存在であった。さらに超学際的研究による妖怪学の一大学問体系を構築し、あらゆる不思議現象の解明にも努めた。また、円了の教育理念は、今日の高等教育の潮流を先取りしたものであったと言える。生涯に三たび世界旅行を敢行し、後年は全国で講演活動を展開し、その数は五千回以上にものぼって、その行動力においても並外れたものがあった。井上円了は大正8(1919)年、大連で講演中に倒れ、逝去してから、今年は没後100周年に当たる。そこでこの節目の年に、円了の哲学・思想を顧み、その現代における意義等について考える機会を提供したいと思う。
【スケジュール】
第1回 5月25日(土) 井上円了の生涯と、その生涯における仏教や哲学などとの関係について学びます。
第2回 7月27日(土) 井上円了の哲学に対する見方・考え方について学びます。
第3回 9月21日(土) 井上円了の仏教に対する見方・考え方について学びます。
第4回 11月30日(土) 井上円了の妖怪学の内容とその意義について学びます。
第5回 1月25日(土) 井上円了の教育理念を学び、その今日の高等教育における意義について学びます。
備考
※受講証は発送いたしません
申込期間:定員になり次第締め切ります
申込期間:定員になり次第締め切ります
講師陣
名前 | 竹村 牧男 |
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肩書き | 東洋大学学長 |
プロフィール | - |