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講座詳細情報

申し込み締切日:2020-09-15 / 心理:自然科学・環境

【オンライン公開講座】東京電力福島第一原発の廃炉作業から見えてくるもの ~原発事故から9年。作業員のルポから~

主催:東洋学園大学東洋学園大学 本郷キャンパス(東京都)]
問合せ先:東洋学園大学 総務部 03-3811-1696
開催日
2020年9月22日(火)
講座回数
1回
時間
19:00~20:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
1,000円
定員
50
その他
年間券(全5回) 2,500円
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

この9年間の福島第一原発やその作業員の状況や、被災者でもある地元作業員や福島に駆けつけた県外からの作業員の家族や仕事への思いなどを交えながら、今の福島第一原発の状況をお話したい。
2011年3月11日の東日本大震災から9年。福島第一では溶け落ちた核燃料(デブリ)や使用済み核燃料プール内の燃料は安定的に冷却できるようになり、使用済み核燃料プールからの燃料取り出しや原子炉格納容器内の調査が進む。デブリの冷却や地下水の建屋への流入によって、毎日400~500トン生まれていた汚染水も、1日170トンまで減り、東電は25年までに1日100トンまで減らす工程表を掲げる。また、21年にはいよいよ2号機からデブリの取り出しを開始するとしているが、デブリの全容は未だつかめず、廃炉の目処はたたない。燃料取り出しに向け、高線量下の作業が中心になっていく中、被ばく線量限度が定められた作業員が安定的に働き続けることは難しい。事故後は作業員の被ばく線量が格段に上がったが、作業員は労災認定されなければ何の補償もない。仕事も安定せず「使い捨て」の状態が続く。東京五輪を「アンダーコントロール」と言って招致した後、何が起きたのか。現場の9年間を伝える。

備考

2020年度はZOOM(ウェビナー)によるオンラインでの講座を行います。
「公開講座お申し込みフォーム」よりお申し込みください。
https://www.tyg.jp/koukaikouza/k-kouza/form.html

講師陣

名前 片山 夏子 氏
肩書き 東京新聞特別報道部
プロフィール
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