講座詳細情報
申し込み締切日:2019-08-31 / その他教養:自然科学・環境 / 学内講座コード:F24
次世代のクリーンな発電システム 酸化物イオン伝導体を用いた中高温型固体酸化物燃料電池
- 開催日
- 2019/09/07(土)~2019/09/14(土)
- 講座回数
- 2
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座概要】
現在の日本の電気は、主に原子力・火力発電によって賄われていますが、原発事故の懸念や化石燃料の枯渇により、クリーンな発電システムへの移行が強く求められています。世間一般的に認識されているクリーンな発電システムの太陽電池は、日本の気候では夏場の限定的な使用に留まり、その発電効率は10%程度です。一方、燃料電池は、電池という名称であるがゆえ、電気を蓄える電気化学デバイスと考えがちですが、実は水素と酸素燃料の電気化学反応で動作する発電システムであり、その理論効率は80%以上とされています。
既に実用化されている固体高分子型燃料電池(PEFC)と800°C以上で動作する固体酸化物燃料電池(SOFC)は、2012年に家庭・自動車搭載用として一部普及していますが、発電効率・出力・耐久性に課題があります。それゆえ、原子力・火力発電の代替エネルギーになるには、かなりハードルが高いといえます。本講座では、300 ~ 600°Cで動作する中高温型SOFCの有用性・問題点・現在の研究開発の状況を踏まえ、今後の将来的な展望についてお話しします。
【キャンセルポリシー】区分B
キャンセルポリシーは受講申し込み完了後から第1回目の講座開講日の前日より起算してキャンセル料が発生いたしますのでご注意ください。
受講キャンセルの際に区分ごとにキャンセル料が異なりますので、お申し込み前に東京理科大学オープンカレッジ受講規約でご確認ください。
【講座スケジュール】
2019/09/07(土) 10:00~11:30 SOFCの原理・性能・課題
2019/09/14(土) 10:00~11:30 中高温型SOFCの研究状況と将来性
現在の日本の電気は、主に原子力・火力発電によって賄われていますが、原発事故の懸念や化石燃料の枯渇により、クリーンな発電システムへの移行が強く求められています。世間一般的に認識されているクリーンな発電システムの太陽電池は、日本の気候では夏場の限定的な使用に留まり、その発電効率は10%程度です。一方、燃料電池は、電池という名称であるがゆえ、電気を蓄える電気化学デバイスと考えがちですが、実は水素と酸素燃料の電気化学反応で動作する発電システムであり、その理論効率は80%以上とされています。
既に実用化されている固体高分子型燃料電池(PEFC)と800°C以上で動作する固体酸化物燃料電池(SOFC)は、2012年に家庭・自動車搭載用として一部普及していますが、発電効率・出力・耐久性に課題があります。それゆえ、原子力・火力発電の代替エネルギーになるには、かなりハードルが高いといえます。本講座では、300 ~ 600°Cで動作する中高温型SOFCの有用性・問題点・現在の研究開発の状況を踏まえ、今後の将来的な展望についてお話しします。
【キャンセルポリシー】区分B
キャンセルポリシーは受講申し込み完了後から第1回目の講座開講日の前日より起算してキャンセル料が発生いたしますのでご注意ください。
受講キャンセルの際に区分ごとにキャンセル料が異なりますので、お申し込み前に東京理科大学オープンカレッジ受講規約でご確認ください。
【講座スケジュール】
2019/09/07(土) 10:00~11:30 SOFCの原理・性能・課題
2019/09/14(土) 10:00~11:30 中高温型SOFCの研究状況と将来性
備考
受講対象:社会人全般、大学生、高校生
講師陣
名前 | 樋口 透 |
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肩書き | 東京理科大学 理学部第一部 応用物理学科 准教授 |
プロフィール | - |