講座詳細情報
申し込み締切日:2019-10-12 / その他外国語
【ロシア語短期講座】ロシア文学
- 開催日
- 10月19日~4月4日(毎週土曜日)
- 講座回数
- 20回
- 時間
- 13:30~15:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 6,500円
- 受講料
- 66,000円
- 定員
- -
- その他
- ※料金は全て税別表示です
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
言葉は、ある土地に住む人々(それは必ずしも一つの民族ではありません)によって、多くの時間をかけて形成されてきた文化の結晶です。ロシア語は、ロシアという広大な地域に何世紀にもわたって暮らしてきた人々の、生活の表現でもあります。音であったり文字であったり。そして文学作品は、人々の営みとしての文化の記録として、他に類がありません。ロシア語を話したり、聴くためには、自分が蓄積した語彙や構文が基礎になります。蓄積したものに命を与え、動かすためにも、ロシア語のテキストを読むことは、学習に欠かせないプロセスです。今期も、Анатолий Рыбаковの «Тяжёлый песок»をひきつづき読みます。1978年に発表されたこの作品は、一組の男女の恋と、その家族の30年以上にわたる歴史を描きます。この作品の大きな特徴は、主人公たちがユダヤ人であること。そしてソ連で真正面から、ナチスドイツによるホロコーストの真実に向かいあった稀有な作品であるという点にあります。時代はドイツ軍のソ連侵攻がはじまる1941年6月へと向かいます。ヨーロッパ全土を巻き込む大戦を貫いた民族絶滅の悪夢。大きな悲劇へと突き進む時代を、ウクライナのユダヤ人たちがどのように迎え、生き、また斃れていったかを、作品は描いていきます。
備考
【教材】
プリント教材
¥2,000+税
プリント教材
¥2,000+税
講師陣
名前 | 岡林 茱萸 |
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肩書き | - |
プロフィール | - |