大学公開講座のセカンドアカデミー

初級文法は一通り終えたので、初心者向けの教材は簡単すぎる、けれども小説やニュースでは難しすぎる、なかなかその先への進歩がいまひとつ。そうしているうちにモチベーションの維持も難しく感じてきた...本講座は、そのような方のための日本人講師による講座です。
あらゆる角度からフランス語にメスを入れ、フランス語と日本語の構造や発想の違いにアプローチしていきます。
具体的には、さまざまな種類の文(料理のレシピ、Twitterなどの記事、アップトゥデイトな話題、歴史、クイズ、ことわざ、名句など)を読むこと、聴くこと、そして、会話にも応用がきく作文にも取り組みます。言葉を通じてフランスへの理解を深めつつ、フランス語の「豊かさ」と「おもしろさ」を味わいましょう。

初級文法を一通り終えている方 レベルの目安:仏検3級～準2級程度(未受験可)

名前	目黒 ゆりえ
肩書き	玉川大学文学部非常勤講師
プロフィール	玉川大学、他、非常勤講師 フランス・Caen大学大学院　フランス語教育学会所属 長年、フランス語教育に携わってきて、言語学習は、ひとつの言葉が話せるようになる、読めるようになる、使えるようになるといったことに留まらず、ひとりの人間の人格形成にまで深く関わることであることを確信するようになりました。 外国語の学びを深めることで、外国語から見た日本語、日本語と外国語の考え方の違い、言語の発想のしくみが見えてくるようになります。それは本当に豊かで深い学びです。 自動翻訳機、ポケトークなどAIの技術が革新的に進み、外国語の習得が疑われるようになった昨今だからこそ、英語以外の言語から見えてくるものの可能性と広がりを追求していきたいと考えております。