大学公開講座のセカンドアカデミー

発達障害には、学習症（LD）、注意欠如多動症（ADHD）、自閉スペクトラム症（ASD）などがあり、これらは脳の機能障害が原因と推定されています。発達障害児・者は、障害特性に起因する各種の能力の遅れ・偏り・歪みの問題と、本人をとりまく社会の側の理解の不十分さとの関係性の中で、生きづらさを抱えます。この講座では、そうした本人の困りの様相や心理的状態について、講義と疑似体験を通して理解します。そして、本人や家族が抱く生きづらさを低減し、生活の質（QOL）を高めるために、周囲の人々はどのような配慮や適切な環境づくりをしたらいいのかについて考えます。
※一般向けの理解啓発講座のため、当日は、発達障害当事者とその家族、支援者の方に対する具体的なご相談やご助言はできかねますことをご了承ください。
参考：帝京大学心理臨床センター　https://www.teikyo-u.ac.jp/shinri/

名前	水内　豊和
肩書き	文学部心理学科准教授
プロフィール	－