講座詳細情報
申し込み締切日:2021-09-04 / 文学:宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:2101
「教養」とは何か ~ゲーテとシラーを手がかりに「教養」の持つ意義について考える~
- 開催日
- 9月7日(火)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 10:00~11:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- -
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
「教養」という言葉は大正時代にドイツ語の Bildung の訳語として日本に輸入されました。ドイツ語の Bildung は「人間形成」に関わり、「人間の持つあらゆる能力を全体的・調和的に作りあげていくこと」という意味を持っています。しかし日本語で「教養」という言葉は、今日では単に「幅広い知識をたくさん持っている」という意味で解されることが多いようです。本講座では、まず「教養」(Bildung)の語源を古代ローマの哲学者キケロ(前 106-43)の「魂の耕作」や聖書の「神の似姿としての人間」に探り、その考え方が中世ヨーロッパの大学で「リベラルアーツ」としてどのように定着していったかを辿ります。それから 18 世紀ドイツでゲーテ(1749-1832)やシラー(1759-1805)といった文学者が教養についての考え方をどのように展開させたかを追い、「教養」の持つ意義について皆さんと共に考えたいと思います。
備考
【申込方法】
・Zoom への参加方法や、講義資料に関するご連絡には、メールアドレスを使用します。
・講座の「録音」「録画」「資料の撮影」等は禁止いたします。
・原則、資料の配布やダウンロードもできませんのでご注意ください。
・Zoom への参加方法や、講義資料に関するご連絡には、メールアドレスを使用します。
・講座の「録音」「録画」「資料の撮影」等は禁止いたします。
・原則、資料の配布やダウンロードもできませんのでご注意ください。
講師陣
名前 | 大田 浩司 |
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肩書き | 外国語学部外国語学科 准教授 |
プロフィール | 専門分野:近代ドイツ文学・文化・思想、日独文化比較 |