大学公開講座のセカンドアカデミー

人口減、高齢化による「撤退」局面に入った日本の未来にはどういうシナリオがあり得るだろうか。
「都市一極集中」か「地方離散」か、日本人はどちらを選ぶべきか。国民生活の幸福と豊かさを優先的に配慮するなら「地方離散」がベターな選択であるけれども、政官財はすでに「都市一極集中」に舵を切り、地方切り捨てが始まっている。
このトレンドにどう抗うことができるか。

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名前	内田樹
肩書き	神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長
プロフィール	1950年生まれ。専門はフランス文学・哲学、武道論、教育論。 主著に『ためらいの倫理学』『死と身体』『レヴィナスと愛の現象学』など。近刊に『コロナ後の世界』。 第六回小林秀雄賞（『私家版・ユダヤ文化論』）、2010年新書大賞（『日本辺境論』）、第三回伊丹十三賞を受賞。