大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座紹介】
消化器領域は胃がんや大腸がんなどの悪性腫瘍が多いだけでなく、原因不明の腹痛や下痢など胃腸の機能失調に起因する症状も多くあります。漢方は機能を改善して不快な自覚症状を取り去ることに優れているため、これらの機能性疾患は漢方治療のよい適応となります。ですから、だるいなどの全身症状、気管支喘息、腰痛なども胃腸虚弱に着目して漢方薬で治療すると、さまざまな病気がよくなることもあります。この講座では、胃腸虚弱に着目した漢方についてご紹介します。


【講座スケジュール】
第1回　2023/06/06(火)　漢方治療では胃腸機能を重視し、これを改善すると全身症状まで良くなると考える

【備考】
新規の方も受講可能

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

　

名前	新井 信
肩書き	東海大学医学部専門診療学系漢方医学教授
プロフィール	昭和33年、埼玉県秩父市生まれ。東北大学薬学部と新潟大学医学部を卒業し、医師と薬剤師のダブルライセンスを持つ。東京女子医科大学消化器病センターで研修後、平成4年に同大学附属東洋医学研究所に勤務し、漢方医学を専門とした。東海大学には平成17年に赴任し、平成27年に日本でも数少ない医学部専門領域としての漢方医学講座を立ち上げた。現在は同教授として、漢方の臨床、教育、研究に尽力している。