大学公開講座のセカンドアカデミー

現代は私たちにとって、かつて経験したことのない程に生きづらい時代だといわれていますし、確かにそういう心身共に厳しい環境の下に身を投じていき続けています。しかし、こういう過酷な時代は今に始まった訳ではありません。日本の中世もまた、そういう時代でした。
先人たちがこんな困難の時代をいかに考えながら乗り越えつつ新しい時代を迎えてきたかを、私たちも当時の随筆文学を読み解くことで学んでみようではありませんか。

【講座スケジュール】
第１回 10/17 日本の中世という時代
第２回 10/31 『方丈記』成立の背景、そして大地震
第３回 11/7 作者鴨長明とその時代
第４回 11/21 『方丈記』の時代と宗教
第５回 11/28 『方丈記』の伝承するもの

定　　 員 27名（最少開講人数９名）
申込期間 ８月24日（水）〜10月６日（木）

名前	蟹江 秀明
肩書き	元東海大学文学部日本文学科教授、東海大学名誉教授
プロフィール	専門は日本中世文学、特に軍記物語『平家物語』『太平記』、講義・演習『小倉百人一首』など。 ○著書：『徒然草I、II』、『不透明時代における教育の進路』等、日本文学、教育関係多数