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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-11-21 / 健康・医療:健康・介護

身体と環境へのまなざし 第2回 (脳と身体の不思議な関係) 《ユニコムプラザさがみはら》

主催:東海大学生涯学習講座事務局東海大学 ユニコムプラザさがみはら(神奈川県)]
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202  ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
開催日
12/4(金)
講座回数
1回
時間
18:30~20:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
500円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

第2回は「脳と身体の不思議な関係」として、私たちの身体の感覚について考えます。例えば、手先で何かに触れれば触覚が生じますし、何かをつかもうとして腕を伸ばせば運動感覚が生じます。ごく当たり前に聞こえるかもしれませんが、このような触覚や運動感覚が腕や手を失っても生じるとするとどうでしょう。とても不思議ではないでしょうか。
実際、手や脚の一部分を事故で失うようなことがあると、「幻肢」と呼ばれる幻の手足の感覚が後で生じる場合があります。ないはずの腕が目の前のコップに向かって伸びたり、コップをつかんでいるような感覚が生じたりするのです。また、「ラバーハンド錯覚」と呼ばれる現象もあります。これは実験によって誘発することができる触覚の錯覚です。実験協力者の目の前にゴムの手を置き、本物の手は見えないように視野をさえぎります。この状態で、ゴムの手と本物の手を同じタイミングでなでてゆくと、ゴムの手に触れられているような感じがしてきます。「ここに触れられている」という感じがゴムの手の上に生じるのです。自分の身体ではない何かに触覚が生じるというのですから、幻肢とはまた違った意味で、とても不思議です。
これらの現象を題材にして、脳と身体の関係、身体と自己の関係について考えてみます。脳科学の知見を参考にしながら、私たちの心や自己について掘り下げて考えてみることが、この講義のねらいです。

備考

受講料500円(キャンセルに伴う返金は対象外となります)

申込期間10月19日(月)〜11月21日(土)

講師陣

名前 田中 彰吾
肩書き 東海大学総合教育センター教授
プロフィール 1971年、東京生まれ。2003年、東京工業大学大学院社会理工学研究科修了。博士(学術)。東海大学・沼津教養教育センター講師、総合教育センター准教授を経て、2015年から現職。専門は心理学と身体論です。身体に着目することで、認知のはたらき、自己、他者理解などを考え直すことを研究テーマにしています。
○共著:『人間関係がよくわかる心理学』(小山望編、福村出版、2008年)など
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