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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-30 / 日本史:政治

満州を創った日本人たち 《ユニコムプラザさがみはら》

主催:東海大学生涯学習講座事務局東海大学 ユニコムプラザさがみはら(神奈川県)]
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202  ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
開催日
10/13,10/20,10/27,11/10,11/17(火)
講座回数
5回
時間
14:00~15:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
10,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

日露戦争でロシアから獲得した満州を守るために、昭和史前期は満州で始まり満州で終わった。それまでの満州は無国籍の原野であり、行き詰まった国内産業のハード面とソフト面を新天地に持ち込んで、近代都市国家、一大産業立国の建設をめざした日本。「五族協和」「王道楽土」のロマン溢れる大地は、建設の息吹に燃え、内地の満州熱を煽った。だが歴史は非情であった。満州事変、満州国建国をへて独立国はでき上がったが、日華事変、太平洋戦争が始まり、満州は日本の生命線となったのだ。そして敗戦後、日本人居留民引き揚げ時の悲惨な状況から、否定的な満州観、中国側からは「侵略」の烙印が押された。だが満州で培った人材、経験と自信が戦後の復興と繁栄の礎となった。本講座では、歴史の事実を洗い直し、日本人と満州人にとって満州とは何だったのかを考え直す。

【講座スケジュール】
第1回10/13 満州とは何か。李香蘭、甘粕正彦が演出した光と影。
第2回10/20 満州事変と満州国建国。関東軍、阿片と謀略が支配する闇の世界。
第3回10/27 内地から選りすぐりの人材が集まった満州。若き日の岸信介を中心に。
第4回11/10 産業立国、近代都市国家の実像。満映、新京交響楽団に見る華やかな満州のルネサンス。
第5回11/17 悲惨な結末と、戦後の日本を再生させた満州力。

備考

申込期間8月26日(水)〜9月30日(水)
(最少開講人数10名)

講師陣

名前 太田 尚樹
肩書き 東海大学名誉教授、作家
プロフィール 1941年、東京生まれ。専門はイベリア半島史、日本近代史。近年は昭和史、特に満州に関する研究に専念。講演のほかにテレビ、新聞でも活躍する。
○著書:『満州裏史』『赤い諜報員』『天皇と特攻隊』『川島芳子の謎』(以上、講談社)、『満州と岸信介』(KADOKAWA)、『東京裁判の大罪』(ベストセラーズ)、『米国駐日大使 ジョセフ・グルーの昭和史』(PHP)など多数
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