講座詳細情報
申し込み締切日:2015-10-13 / 日本史:心理
出雲の古墳と畿内の豪族(島根県連携講座)
主催:東海大学生涯学習講座事務局[東海大学 品川キャンパス(東京都)]
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202 ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202 ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
- 開催日
- 10/24(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:20~14:50
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,000円
- 定員
- 100
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
『日本書紀』には、4~5世紀ころに出雲の豪族が活躍する記事が出ていますが、近年の古墳の研究により、その記述の信ぴょう性が議論できるようになってきました。
野見宿祢の埴輪創始伝承、意宇宿祢の屯田司就任と大陸との通交などです。一方6世紀の後半、欽明朝以降の出雲の古墳を見ると、東西で異なる古墳文化が展開しています。その様相の違いを分析してみると、それぞれの地域豪族の背後に畿内の豪族、蘇我氏と物部氏の影が見えてきます。
律令制に向かう時代の中で、出雲の領袖となった出雲臣氏は蘇我氏とのパイプを利用しながら、新たな古墳のシステムに基づく地域支配を進めていったという仮説を提示します。
野見宿祢の埴輪創始伝承、意宇宿祢の屯田司就任と大陸との通交などです。一方6世紀の後半、欽明朝以降の出雲の古墳を見ると、東西で異なる古墳文化が展開しています。その様相の違いを分析してみると、それぞれの地域豪族の背後に畿内の豪族、蘇我氏と物部氏の影が見えてきます。
律令制に向かう時代の中で、出雲の領袖となった出雲臣氏は蘇我氏とのパイプを利用しながら、新たな古墳のシステムに基づく地域支配を進めていったという仮説を提示します。
備考
受講料1,000円(キャンセルに伴う返金は対象外となります)
申込期間8月26日(水)〜10月13日(火)
申込期間8月26日(水)〜10月13日(火)
講師陣
名前 | 丹羽野 裕 |
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肩書き | 島根県教育庁文化財課課長 |
プロフィール | 岡山大学法文学部史学科考古学専攻卒業。 ○著書・論文:『出雲国府周辺の復元研究』(編・共著、島根県古代文化センター)、『出雲地方における玉髄・瑪瑙製石器の研究』(島根県古代文化センター)、『伝出雲出土銅鐸(木幡家銅鐸)と宍道町の弥生時代』(宍道町蒐古館)、「出雲・大井窯跡群の様相と生産体制試論」(窯跡研究会『古代窯業の基礎研究』(真陽社))ほか |