検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2015-10-20 / 健康・医療:健康・介護

加齢に伴う皮膚バリア機能の変化

主催:東海大学生涯学習講座事務局東海大学 品川キャンパス(東京都)]
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202  ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
開催日
10/31(土)
講座回数
1回
時間
13:30~15:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
2,000円
定員
25
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

皮膚は、体の最外層を覆う人体最大の臓器です。皮膚の機能で最も重要な「皮膚バリア機能」は、外来異物などの侵入を防ぐ(外→内のバリア)だけではなく、体の中の水分が外に漏れ出るのを防ぐ(内→外のバリア)役割があります。
皮膚バリア機能を構成する重要な因子に1)皮脂、2)天然保湿因子、3)角層が挙げられ、これらは創傷などにより破壊されてもすみやかに修復されます。
加齢による変化は、これらの皮膚バリアを構成する因子、そして皮膚バリアの修復機構に影響を与えるため、加齢変化が起こった皮膚では乾燥傾向となると考えられています。加齢変化による乾燥肌、また冬季に認められる乾燥肌では、多くの方がかゆみを感じていると思います。かゆみは「引っ掻きたくなるような不快な感覚」と定義され、反射的に搔き動作が起こります。皮膚に異物が付着した場合などは、かゆみと搔き動作の一連の反応により異物を取り除くことができることから、これは一種の生体防御反応であると考えられています。
つまり、かゆみは皮膚バリア機能の危険な状況を伝えている可能性があるのです。本講座では、加齢に伴う皮膚バリア機能の変化に着目し、どうして乾燥肌になるのか、またどうしてかゆみを感じるのかについて、これまでの研究成果をもとに解説します。
さらに、本講座ではそれらの科学的エビデンスに基づいて、日常生活における乾燥肌の留意事項や対策について考えたいと思います。

備考

申込期間:9月14日(月)~10月20日(火)
(最少開講人数9名)

講師陣

名前 加茂 敦子
肩書き 東海大学健康科学部講師
プロフィール 山形大学医学部看護学科卒業後、看護師として病院勤務を経て、順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了。2013年より現職。専門は、解剖生理学、痒み科学。
資料を請求する
質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.