講座詳細情報
申し込み締切日:2015-05-01 / 宗教・哲学:その他教養
『論語』を味わう
主催:東海大学生涯学習講座事務局[東海大学 品川キャンパス(東京都)]
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202 ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202 ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
- 開催日
- 2015年5月12日〜2015年6月9日(火)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:30~15:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 25
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
数百万年以前に出現した人類が世界各地で初めて「人間が生きるとはどういうことか」を問題にし始めた紀元前5世紀頃、中国にも、様々な哲学者が現れ、人間や社会について極めて独創的な様々なタイプの考え方を示した。
その中から今回は、孔子とその弟子たちを取り上げ、言行 録『論語』により、その「まごころとおもいやり」の哲学を 学ぶ。それは後の中国の心ある男たちに、「この広い世の中 のどこかに一人でも不幸な人がいたら、それは俺の責任だ」 というすさまじいまでの人道主義を植え付けた。
私たちは、そうした大思想としての孔子の思想をふまえつ つ、私たちの日常生活に大いに役立つ人間関係の書でもある 『論語』をじっくりと読んでいく。講義は、カミソリで切る ような西洋哲学的クリヤー・カットと東洋哲学的滋味あふれる深い味わいとの両立を目指す。
【開講日・内容】
1 2015年5月12日 『論語』、為政第二、第13条、「子貢、君子を問う。・・・」
第14条、「子の曰わく、君子は周して比せず、・・・」
2 2015年5月19日 第15条、「子の曰わく、学んで思わざれば則ち罔し。・・・」
第16条、「子の曰わく、異端を攻むるは斯れ害のみ。」
3 2015年5月26日 第17条、「子の曰わく、由よ、女にこれを知ることを誨えんか。・・・」
第18条、「子張、禄を干めんことを学ぶ。・・・」
4 2015年6月2日 第19条、「哀公問うて曰わく、何を為さば則ち民服せん。・・・」
第20条、「季康子問う、・・・」
5 2015年6月9日 第21条、「或るひと孔子に謂いて曰わく、子奚ぞ政を為さざる。・・・」
第22条、「子の曰わく、人にして信なくんば、其の可なることを知らざるなり。」
その中から今回は、孔子とその弟子たちを取り上げ、言行 録『論語』により、その「まごころとおもいやり」の哲学を 学ぶ。それは後の中国の心ある男たちに、「この広い世の中 のどこかに一人でも不幸な人がいたら、それは俺の責任だ」 というすさまじいまでの人道主義を植え付けた。
私たちは、そうした大思想としての孔子の思想をふまえつ つ、私たちの日常生活に大いに役立つ人間関係の書でもある 『論語』をじっくりと読んでいく。講義は、カミソリで切る ような西洋哲学的クリヤー・カットと東洋哲学的滋味あふれる深い味わいとの両立を目指す。
【開講日・内容】
1 2015年5月12日 『論語』、為政第二、第13条、「子貢、君子を問う。・・・」
第14条、「子の曰わく、君子は周して比せず、・・・」
2 2015年5月19日 第15条、「子の曰わく、学んで思わざれば則ち罔し。・・・」
第16条、「子の曰わく、異端を攻むるは斯れ害のみ。」
3 2015年5月26日 第17条、「子の曰わく、由よ、女にこれを知ることを誨えんか。・・・」
第18条、「子張、禄を干めんことを学ぶ。・・・」
4 2015年6月2日 第19条、「哀公問うて曰わく、何を為さば則ち民服せん。・・・」
第20条、「季康子問う、・・・」
5 2015年6月9日 第21条、「或るひと孔子に謂いて曰わく、子奚ぞ政を為さざる。・・・」
第22条、「子の曰わく、人にして信なくんば、其の可なることを知らざるなり。」
備考
【テキスト】『論語』(岩波文庫等)をご持参ください。
講師陣
名前 | 四竈 正夫(しかま まさお) |
---|---|
肩書き | 東海大学名誉教授、哲学塾ユマニテ会会長 |
プロフィール | 1941年 東京生まれ。名古屋大学文学部哲学科卒業。東京教育大学(現・筑波大学)大学院文学研究科哲学 専攻修士課程修了。論文、「スピノザにおける精神の不死性の概念について」(日本倫理学会、倫理学年報、 第40集)等。定年退職後はフリーの哲学者として講演活動に従事。講演・講義の題材は、中国古典哲学より『論 語』、『孟子』、『荘子』、日本古典文学より『伊勢物語』、『徒然草』、『葉隠聞書』、西洋哲学よりバートランド・ ラッセルの人生哲学などのほか、進化生物学に至るまで。 |