講座詳細情報
申し込み締切日:2015-06-05 / その他教養
木の国・石の国のインフラ なぜ我が国は木造建築が多いのか?
主催:東海大学生涯学習講座事務局[東海大学 品川キャンパス(東京都)]
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202 ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202 ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
- 開催日
- 2015年6月17日〜2015年7月8日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:30~15:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 25
- その他
- (教材費含む)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
わが国は木の国で木造建築が多く、ヨーロッパは石の国で石造建築が多いと言われている。建設材料や地震の問題と片付ければ簡単である。しかし古来、日本には石材もセメント材料もあったし、ヨーロッパには木材も豊富にあった。古代ローマの中心イタリアは地震国。したがって、わが国が古来木の国であったというのは違う理由である。
筆者は、江戸時代までは、欧米のような壮絶な戦いが少なく、都市を不燃化する必要が少なかったこと。江戸時代は火事が多発したにもかかわらず、鎖国により欧米の防火の情報・技術や科学的思考が遮断されたことと、裕福な商家が耐火性家屋を造ることが分不相応と、幕閣が嫌ったことや、参勤交代等による諸藩への締付が、廻り回って幕府の財力を弱め、不燃化都市改造のための資金を捻出できなかったことが、原因と思っている。
【開講日・内容】
1 2015年6月17日 古代ローマと日本の建設材料(木材・石材・セメント)と荷揚げ設備
2 2015年6月24日 戦国・江戸時代の日本と、古代ローマ等の都市や防衛の考え方と火事・防火対策
3 2015年7月1日 戦国時代の日本人の能力と置かれた環境、德川幕府首脳の科学的能力
4 2015年7月8日 木の国と石の国のインフラの考え方(民族統治と防衛の観点)
筆者は、江戸時代までは、欧米のような壮絶な戦いが少なく、都市を不燃化する必要が少なかったこと。江戸時代は火事が多発したにもかかわらず、鎖国により欧米の防火の情報・技術や科学的思考が遮断されたことと、裕福な商家が耐火性家屋を造ることが分不相応と、幕閣が嫌ったことや、参勤交代等による諸藩への締付が、廻り回って幕府の財力を弱め、不燃化都市改造のための資金を捻出できなかったことが、原因と思っている。
【開講日・内容】
1 2015年6月17日 古代ローマと日本の建設材料(木材・石材・セメント)と荷揚げ設備
2 2015年6月24日 戦国・江戸時代の日本と、古代ローマ等の都市や防衛の考え方と火事・防火対策
3 2015年7月1日 戦国時代の日本人の能力と置かれた環境、德川幕府首脳の科学的能力
4 2015年7月8日 木の国と石の国のインフラの考え方(民族統治と防衛の観点)
講師陣
名前 | 中川 良隆(なかがわ よしたか) |
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肩書き | SPQR 技術士事務所代表 |
プロフィール | 1947年 東京生まれ。1969年 慶応義塾大学工学部機械工学科卒業。1971年 東京大学大学院修士課程土木工学専攻修了。 1971年~2003年 大成建設株式会社。明石海峡大橋3P 下部工工事作業所長、本社土木営業部長等。2003年 東洋大学工学部環境建設学科教授就任。2012年 東洋大学工学部都市環境デザイン学科教授定年退職。 |