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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-06-12 / 文学:日本史

『伊勢物語』を読みましょう

主催:東海大学生涯学習講座事務局東海大学 品川キャンパス(東京都)]
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202  ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
開催日
2015年6月23日〜2015年7月7日(火)
講座回数
3回
時間
13:30~15:00
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
6,000円
定員
25
その他
(資料代含む)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

 日本最古の歌物語、『伊勢物語』。これほど可愛らしい古典文学がほかにあるでしょうか。簡潔で、綺麗で、純粋無垢な日本語がここにあります。自然で、素朴な日本人の心の原点がここにあります。
 男なら泣くな! といった後の武家社会の道徳に縛られることもなく、泣きたければ泣き、笑いたければ笑う素直な男たち。都の女もいれば、鄙の女もいる、みんな心の真実のままに生きています。在原業平らしきひとを主人公とする、恋の百貨店のような素敵な物語たち、全125話。
 それを原文で読みましょう。古典は原文で読んでこそ味わい深いというもの。微妙なニュアンスを醸し出す助詞、助動詞等の古典文法の知識は、必要に応じて解説します。
 こんな非日常の世界に遊ぶことが、逆に、日常の生活をより生き生きとしたものにすることを私はお約束します。なお、古典文法の知識を確実なものとしたい短歌をなさる方にもお勧めの講義です。

【開講日・内容】
1 2015年6月23日 第1段、「むかし、をとこ、うひかうぶりして、平城の京、春日の里に・・・」
第2段、「むかし、をとこありけり。平城の京は離れ、この京は・・・」
2 2015年6月30日 第3段、「むかし、をとこありけり。懸想じける女のもとに、・・・」
第4段、「むかし、東の五條に大后の宮おはしましける、西の對に住む人ありけり。」
3 2015年7月7日 第5段、「むかし、をとこありけり。東の五條わたりにいと忍びていきけり。」
第6段、「むかし、をとこありけり。女のえ得まじかりけるを、・・・」

備考

【テキスト】
『伊勢物語』(岩波文庫等)をご持参ください。

講師陣

名前 四竈 正夫(しかま まさお)
肩書き 東海大学名誉教授、哲学塾ユマニテ会会長
プロフィール 1941年 東京生まれ。名古屋大学文学部哲学科卒業。東京教育大学(現・筑波大学)大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了。論文、「スピノザにおける精神の不死性の概念について」(日本倫理学会、倫理学年報、第40集)等。定年退職後はフリーの哲学者として講演活動に従事。講演・講義の題材は、中国古典哲学より『論語』、『孟子』、『荘子』、日本古典文学より『伊勢物語』、『徒然草』、『葉隠聞書』、西洋哲学よりバートランド・ ラッセルの人生哲学などのほか、進化生物学に至るまで。
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