大学公開講座のセカンドアカデミー

　『徒然草』は、中学や高校の国語教科書にも必ず出てくる、日本の古典文学の中でも最も有名でポピュラーな作品です。しかしその割には『徒然草』の内容の深さや、含蓄のある人生の見方や洞察力に気づかないまま、読み過ごしてしまってはいないでしょうか。
　ここでは『徒然草』を人生経験豊富な大人の目をもって皆さんと一緒に読み通すことで、人生の生き方、味わい方を共有していきたいと思っています。

【開講日・内容】
1 2014年5月12日
2 2014年5月19日
3 2014年5月26日
4 2014年6月2日
5 2014年6月9日

「作者　兼好法師とその時代」
「作者　兼好法師の人生観」
◦ 人生について
◦ 自然について
◦ 宗教について
◦ 生きるということ

名前	蟹江 秀明（かにえ ひであき）
肩書き	元東海大学文学部日本文学科教授、東海大学名誉教授
プロフィール	専門は日本中世文学、特に軍記物語『平家物語』『太平記』など。 ○著書：『徒然草Ⅰ、Ⅱ』、『不透明時代における教育の進路』等、日本文学、教育関係多数