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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-10-01 / 文学:心理:その他教養

ミステリーと児童文学からみる北欧社会

主催:東海大学生涯学習講座事務局東海大学 品川キャンパス(東京都)]
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202  ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
開催日
2014年10月11日~2014年12月6日(土)
講座回数
3回
時間
13:30~15:00
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
6,000円
定員
25
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

 北欧文学というとこれまでは児童文学がよく知られてきま したが、近年ではそれに加えて北欧のミステリーが世界的な ブームになっています。日本でもスウェーデンの『ミレニアム』、アイスランドの『湿地』をはじめとして、北欧5か国 のミステリーが次々と翻訳紹介されています。北欧は豊かで平和な福祉社会、子どもを大切にする社会、といった一般的なイメージがある一方で、ミステリーではアルコール依存症 や移民差別、野蛮な暴力事件、家庭崩壊などが容赦なく描かれます。しかし、よく考えてみると、児童文学においても様々な人間関係や社会問題が率直に取り上げられてきたことに改めて気づきます。
 ミステリーと児童書に焦点を当てることで北欧の社会がよりはっきりと見えてくるのではないでしょうか。施設の高齢者と交流する子ども、離婚家庭の子どもたちの心情、産休を目前にして事件捜査に取り組む女性巡査部長など、具体的な事例は北欧社会の雰囲気や現実を理解する手助けとなるはずです。
 第1回は、北欧のミステリーと児童書全般についての導入的な回とします。第2回は、フィンランドのミステリー、第3回はスウェーデンの児童書を通じて、北欧社会の素顔を解き明かしていきます。

【開講日・内容】
1 2014年10月11日 北欧のミステリーと児童書 ・・・・・ 福井信子
2 2014年11月15日 ミステリーから見えてくるフィンランド社会・・・・・ 古市真由美
3 2014年12月6日 児童書から見えてくるスウェーデン社会・・・・・ 菱木晃子

備考

文学部北欧学科連携講座

講師陣

名前 福井 信子
肩書き 東海大学文学部北欧学科教授
プロフィール 学科では「デンマーク語入門」「北欧文化論」「北欧の児童文学」などの授業を担当。『現代デンマーク語辞典』(共編)、『本当に読みたかったアンデルセン童話』(共訳)、『子どもに語る北欧の昔話』(共訳)など。
名前 古市 真由美
肩書き フィンランド語翻訳家
プロフィール フィンランド系企業に勤務の傍ら、フィンランド文学の紹介、翻訳に携わる。
児童書やノンフィクションのほか、近年はミステリーの翻訳に意欲的に取り組んでいる。訳書にサルヤネン『白い死神』、レヘトライネン『雪の女』、ロンカ『殺人者の顔をした男』など。
名前 菱木 晃子
肩書き スウェーデン語翻訳家
プロフィール 2009年スウェーデン王国より北極星勲章受章。
エルサ・ベスコフやエヴァ・エリクソンの絵本、ウルフ・ス タルク、アニカ・トール、マッツ・ヴォールの小説など訳書は広範囲に及ぶ。
ラーゲルレーヴ『ニルスのふしぎな旅』の新訳も刊行。
○公式ホームページ: http://hishiki.info/
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