大学公開講座のセカンドアカデミー

ジョギングを、「キツイ、くるしい」と思っていませんか？
たとえば、自宅から駅まで歩いている時はどうでしょうか。自分のペースで自分のリズムで歩いていますよね。何度か歩いているとここを過ぎるとあとどれくらいという距離的感覚、またこのペースでいけばどのぐらいで到達できるという時間的感覚を習得しています。苦にならず、調整しながら歩き続けているのではないでしょうか。

ジョギングも一緒で、重要なのはリズム、ペースです。
ここの講義では、リズム、ペースの意味を学習して、心拍数を基準として運動強度を計算し、適切なランニングペースを推測していきます。自分自身に合った快適なランニングを覚え、定期的に続けられるように学びます。
　
また、実技では重力を利用した走力を身につけ、ランニングエコノミーを習得して怪我なく、継続的運動として生涯ライフに活かせるように伝授します。

有酸素的運動は、全身に酸素を送り、酸素の働きで脂肪を燃焼し、心肺機能を活発化させます。また、呼吸器系・循環器系の機能改善、体力の維持・肥満の予防、新陳代謝、免疫力アップなどの効果があります。もちろん、トレーニング効果により、マラソン大会への挑戦、記録への挑戦も望めます。
快適なランニングに参加しませんか

体育学部・スポーツ教育センター連携講座

各自用意するもの：ランニングシューズ、ジョギングができる服装、水分補給用の飲み物、着替えなど。

名前	大崎 栄
肩書き	東海大学体育学部競技スポーツ学科准教授
プロフィール	東海大学体育学部（千葉県八千代松陰高等学校卒）を卒業後、旭化成の陸上競技部に所属し、全日本実業団駅伝で、6回出場し、チーム優勝に4回貢献した。92年には、バルセロナオリンピックに10、000mで日本代表として出場。96年には、ハーフマラソンで日本記録を樹立した。引退後、日立女子陸上部の監督として指導を行ない、その後は母校の大学にて陸上競技部の長距離コーチとして就任。現在は経験を活かし、一般のランナーや競技者に指導し、無理なく経済的ランニングと効果的なトレーニング方法を実践、伝授している。