大学公開講座のセカンドアカデミー

高齢化社会を迎え、誰もが健やかに年を重ねる事を望んでいます。病気になってから対処するよりも、病気を未然に防ぐために自分自身の生活を見直し、健康の維持・増進に努める方がはるかに効果的です。メタボリックシンドローム、生活習慣病は、生活習慣の改善により予防できる場合が少なくありません。特に、「食」は私たちの身体を支える基本であり、根源的な活動「食べる」という事は「生きる」という事でもあります。しかし、我々は、「食べる＝生きる」ではなく「食べる＝取り敢えず食べておく」と考えがちとなっています。
また巷では、健康と栄養に関する様々な情報が流れており、科学的に証明されていない怪しい情報も多いのが現状です。ひとりひとりが、「食」と「健康」に関しての正しい知識を持ち、自らの食生活を振り返り、食を楽しみ、健康長寿を実現しましょう。

健康科学部連携講座

名前	池内 眞弓
肩書き	東海大学健康科学部看護学科講師
プロフィール	東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科応用生命科学専攻修了。2008年より東海大学医学部ライフケアセンター健康医科学研究プロジェクトに従事、2013年より現職。専門は、生化学、栄養学、機能性食品学。現在、「食」と「健康」、「脳機能」に関する研究を実施している。