講座詳細情報
申し込み締切日:2014-02-05 / 文学:日本史
第5回 天孫降臨神話と伊勢 神話の出雲と歴史の伊勢
主催:東海大学生涯学習講座事務局[東海大学 品川キャンパス(東京都)]
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202 ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202 ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
- 開催日
- 2014年2月15日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:20~14:50
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,000円
- 定員
- 100
- その他
- (授業料振込み後のキャンセルはできません)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
出雲と伊勢は、出雲大社と伊勢神宮が所在していることで、関連の深い一対の地域として取り上げられることが多い。しかし、この両地域には、それぞれの歴史があり、実は『古事記』の中でも深く関係することはない。
出雲は神話の中でも重要な地域としてよく出てくる。ところが伊勢はほとんど現れず、歴史の時代になってようやくその名が現れるようになる。その中で例外的に伊勢関係の地名がでてくるのは天孫降臨神話だが、それも断片的なものにすぎず、『古事記』は伊勢神宮の成立すら語らない。これはどういうことなのか。伊勢神宮の成立を詳しく語る『日本書紀』とも比較し、記紀を編纂した中央からの視点を意識しつつ、8世紀の国家の中での伊勢と出雲の特性を考えてみたい。
出雲は神話の中でも重要な地域としてよく出てくる。ところが伊勢はほとんど現れず、歴史の時代になってようやくその名が現れるようになる。その中で例外的に伊勢関係の地名がでてくるのは天孫降臨神話だが、それも断片的なものにすぎず、『古事記』は伊勢神宮の成立すら語らない。これはどういうことなのか。伊勢神宮の成立を詳しく語る『日本書紀』とも比較し、記紀を編纂した中央からの視点を意識しつつ、8世紀の国家の中での伊勢と出雲の特性を考えてみたい。
備考
備考:島根県・宮崎県・三重県連携講座
講師陣
名前 | 榎村 寛之 |
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肩書き | 斎宮歴史博物館 学芸普及課長 |
プロフィール | 1959年 大阪府生まれ。大阪市立大学文学部史学地理学科卒業。岡山大学大学院前期博士課程文学研究科史 学専攻を経て関西大学大学院文学研究科史学専攻後期博士課程修了。1993年、関西大学より博士(文学)の 学位を取得。1987年より斎宮歴史博物館建設担当学芸員として勤務。1989年開館と同時に学芸員となり、現在、学芸普及課長。 ○著書:『律令天皇制祭祀の研究』(塙書房、1996年)、『伊勢斎宮と斎王―祈りをささげた皇女たち―』(塙書房、2004年)、『古代の都と神々』(吉川弘文館、2008年)、『伊勢斎宮の歴史と文化』(塙 書房、2009)、『伊勢斎宮の祭祀と制度』(塙書房、2010年)、『伊勢神宮と古代王権』(筑摩書房、2012年)。 ほか共著、編著、論文多数。 |