大学公開講座のセカンドアカデミー

急激なスピードで進む高齢化社会を迎えている今、高齢者の置かれる環境は一様ではなく、従ってそこに展開される音楽療法の目的も一様ではありません。介護予防・機能回復・QOLの向上・スピリチュアルケアなど、様々な視点から音楽の果たす役割を考えながら、それぞれの場で、実際にどのような音楽の使い方をすればよいのか、模擬セッションや実際の症例紹介などを通して共に考えていきたいと思います。
　また、対人援助における真の「援助」の意味、援助的コミュニケーションとは何か、共感、理解、態度や雰囲気などについて、共に考えてみたいと思います。

【開講日・内容】
1 2013年10月26日
11:00～12:30　高齢者の理解（社会的・身体的・心理的）
13:30～15:00　高齢者の音楽療法（目的・活動）
15:10～16:40　模擬セッション（技法・意味）

2 2013年10月27日
09:30～11:00　対人援助論について
11:10～12:40　ホスピスでの音楽療法

テキスト：テキストは講師が用意いたします。

名前	石田 千穂
肩書き	東海大学教養学部芸術学科講師
プロフィール	東海大学教養学部芸術学科音楽学課程卒業。東京都社会福祉総合学院社会福祉士養成課程卒業。日本音楽療法学会認定音楽療法士。救世軍ブース記念病院療養病棟・ホスピス病棟他にて音楽療法の実践を行っている。