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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-09-20 / 宗教・哲学:その他教養

滋味あふれる人生の智恵の宝庫 『論語』を味わう

主催:東海大学生涯学習講座事務局東海大学 品川キャンパス(東京都)]
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202  ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
開催日
10月2日~10月30日(水)
講座回数
5回
時間
13:30~15:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
10,000円
定員
25
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

数百万年以前に出現した人類が世界各地で初めて「人間が生きるとはどういうことか」を問題にし始めた紀元前5世紀頃、中国にも、様々な哲学者が現れ、人間や社会について極めて独創的な様々なタイプの考え方を示した。
その中から今回は、孔子とその弟子たちを取り上げ、言行録『論語』により、その「まごころとおもいやり」の哲学を学ぶ。それは後の中国の心ある男たちに、「この広い世の中のどこかに一人でも不幸な人がいたら、それは俺の責任だ」というすさまじいまでの人道主義を植え付けた。
私たちは、そうした大思想としての孔子の思想をふまえつつ、私たちの日常生活に大いに役立つ人間関係の書でもある『論語』をじっくりと読んでいく。講義は、カミソリで切るような西洋哲学的クリヤー・カットと東洋哲学的滋味あふれる深い味わいとの両立を目指す。

【開講日・内容】
1 2013年10月2日 孔子の生い立ちとその思想への影響について。
『論語』、学而第一、
第1条、「子の曰わく、学びて時にこれを習う、......」

2 2013年10月9日
第2条、「有子が曰わく、其の人と為りや、......」
第3条、「子の曰わく、巧言令色、......」

3 2013年10月16日
第4条、「曾子の曰わく、吾れ日に三たび吾が身を省る。......」
第5条、「子の曰わく、千乗の国を道びくに、......」
第6条、「子の曰わく、弟子、入りては則ち孝、......」
第7条、「子夏が曰わく、賢を賢として色に易え、......」

4 2013年10月23日
第8条、「子の曰わく、君子、重からざれば則ち威あらず。......」
第9条、「曾子の曰わく、終わりを慎しみ遠きを追えば、......」

5 2013年10月30日
第10条、「子禽、子貢に問いて曰わく、......」
第11条、「子の曰わく、父在せば其の志しを観、......」

講師陣

名前 四竈 正夫
肩書き 東海大学名誉教授、安岡活学塾常任講師、哲学塾ユマニテ会会長、株式会社日本企業調査 会相談役
プロフィール 1941年 東京生まれ。名古屋大学文学部哲学科卒業。東京教育大学(現・筑波大学)大学院文学研究科哲学 専攻修士課程修了。論文、「スピノザにおける精神の不死性の概念について」(日本倫理学会、倫理学年報、 第40集)等。定年退職後はフリーの哲学者として講演活動に従事。講演・講義の題材は、中国古典哲学より『論 語』、『孟子』、『荘子』、日本古典文学より『伊勢物語』、『徒然草』、『葉隠聞書』、西洋哲学よりバートランド・ ラッセルの人生哲学などのほか、進化生物学に至るまで。
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