大学公開講座のセカンドアカデミー

　ノルディックウォーキングとは、2本のポール（ストック）を使うことにより、歩行運動の支持を補助し、運動効果を増強するフィットネスエクササイズの一種です。ノルディックウォーキングの最大利点は、なんといっても年齢性別を問わず気軽に楽しめ、ポールの補助により体重移動（脚、膝）にかかる負担を軽減し、長時間の運動が可能になり、エクササイズの効率が非常に良いことです。
　一般的な歩行運動より、ポールを持つことで、上半身の筋肉を積極的に使われて、首や肩の血行も促進され、肩こり、腰痛が改善されます。全身を動かすことにより普通のウォーキングに比べて平均20%ほど高いエネルギーを消費しているものの、疲れを感じることなくより長い時間行え、メタボリックシンドローム対策としても有効です。また持続することにより可動域が広がり、本来の姿勢に改善されます。
　初心者や運動が苦手な方でも安心して、疲れづらい姿勢、ウォーキングを身につけることが出来ます。

【各自用意するもの】
　体育館用のシューズ、運動ができる服装、水分補給用の飲み物、着替えなど。更衣室がございます。

名前	大崎 栄
肩書き	東海大学体育学部競技スポーツ学科准教授
プロフィール	東海大学体育学部(千葉県八千代松陰高等学校卒)を卒業後、旭化成の陸上競技部に所属し、全日本実業団 駅伝で、6回出場し、チーム優勝に4回貢献した。92年には、バルセロナオリンピックに10,000m で日本代表として出場。96年には、ハーフマラソンで日本記録を樹立した。 引退後、日立女子陸上部の監督として指導を行ない、その後は母校の大学にて陸上競技部の長距離コーチとして就任。現在は経験を活かし、一般のランナーや競技者に指導し、無理なく経済的ランニングと効果的なトレーニング方法を実践、伝授している。日本ノルディックフィットネス協会のベーシックインストラクター、日本ノルディックウォーキング協会の指導員も勤める。