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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-05-29 / 自然科学・環境:健康・医療:心理

原子力発電、放射能及び人体への影響の基礎

主催:東海大学生涯学習講座事務局東海大学 品川キャンパス(東京都)]
問合せ先:東海大学生涯学習講座事務局 TEL:0463-50-2202  ※メールの場合はお問い合わせフォーム(https://ssl.action-compass.jp/tokai/inquiry/)よりご連絡ください。
開催日
2013年6月8日(土)
講座回数
1
時間
10:30~14:20
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
4,000円
定員
30
その他
資料代を含む
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

 日本では広島、長崎の原爆被害を受けて以後、原子力に対するある種のアレルギーが根強く残っていましたが、その後原子力の平和利用が進んで安全の意識も次第に強まってきていました。しかし3.11の東日本大地震に伴う福島原発事故で原子力の安全神話が崩れ、原子力、放射能の脅威が再燃しました。
 最近は毎日のように脱原発や放射能汚染などの言葉を目や耳にしています。でも何となくニュアンスは分かるが本当の状況は良く理解できていないという方々が多いのではないでしょうか。放射能の強さや人体への影響も正しく理解できていますか。「原子力」や「放射能」に関してこの機会にぜひもう一度基礎から学んで自分自身で考えてみませんか。


【内容】
①10:30~12:00  原子力の基礎  講師:伊藤 敦
 福島原発事故により、人々は好むと好まざるとに関わらず原子力発電と向き合うことになりました。ここでは、まず原子力エネルギーの由来を理解するために、原子・原子核の構造について基礎的知識を学んだ後、原子力発電の仕組みをわかりやすく説明いたします。この中で福島原発事故と原子力発電システムの安全性にもふれます。最後に、我が国の原子力利用の歴史的な流れを、東海大学原子力工学科の歴史とともに追いたいと思います。

②12:00~12:50  昼休み

③12:50~14:20  空気中の放射能  講師:下 道國
 空気を構成する物質には、酸素や窒素をはじめ塵や花粉など様々な粒子がありますが、これらに混じって放射性物質(放射能)があります。それには天然の放射能と人為的につくられた放射能がありますが、空気中の存在量はいずれも他の物質に比べると極めて少ない量です。しかし、放射性という特性上、放射線は1つが測定できるために1つの原子の存在がわかることから大変微量でも測定できること、また放射線が人にどのような影響を与えるのかなどについてお話します。

講師陣

名前 伊藤 敦                 .
肩書き 東海大学工学部原子力工学科教授
プロフィール
名前 下 道國
肩書き 藤田保健衛生大学医療科学部客員教授
プロフィール
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