大学公開講座のセカンドアカデミー

【講義内容】
デジタルカメラの普及によって、誰でも簡単に写真を楽しむことができるようになりました。しかし、良い写真を撮ることは結構難しいものです。自分の目で見ることと、カメラのレンズを通して記録することの違いは何でしょうか。カメラの仕組みを理解しながら、写真を撮るときのものの見方や、カメラをうまくあやつる方法を学びましょう。

1　 12月1日　カメラの仕組みと写真撮影の流れ
　カメラはどんな仕組みで光を記録するのだろうか
　カメラの操作と写真のでき上がり
　人間の視覚と写真の違いを考える

2　 12月8日　画像処理とプリントアウトについて
　画像データの扱いと加工
　プリントアウトの方法
　額装と展示

3　 12月15日　写真スタジオでの撮影体験
　光の種類を理解する
　光の扱い方を考えてみる

各自ご用意いただくもの
・デジタルカメラ

名前	渡辺 哲生
肩書き	東海大学教養学部芸術学科教授
プロフィール	東海大学大学院芸術学研究科造型芸術専攻修了。専門:写真、映像、ビジュアルデザイン。 写真技術が発明されてから、およそ180年が経過しました。誕生以来さまざまな分野で利用されてきた写真による記録・複製技術の変遷を手掛かりに、これらが現代の映像表現、あるいはビジュアルデザイン全般、人々の視覚体験とどのように関わっているのかを研究しています。