講座詳細情報
申し込み締切日:2023-03-09 / その他外国語 / 学内講座コード:A2304037
【火19:30】古代ギリシア語(中級以上)講読Ⅰ(コイネー、中世、近代)(CEFR B1)【一般受付】④2/16(木)10:00 ~ 3/7(火)23:59
- 開催日
- 04月11日(火) ~ 07月25日(火)
- 講座回数
- 15回
- 時間
- 19:30~21:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 25,000円
- 定員
- 21
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
本講座は2022年度に開講された「コイネー・ギリシア語初級I、II」(A2210035)の後継講座になります。2022年度ではコイネー・ギリシア語を中心に古代ギリシア語の文法を中心に勉強しました。本講座では、前年度に学んだことを受け、文法の復習を行いつつ古代ギリシア語原文の講読を行います。
本講座では近代、中世、古代のそれぞれの時代に古代ギリシア語で書かれた文章、また古代語を模して造られた文語(現代語の一種だが、古代語の知識を用い講読可能)で書かれた文章も授業で講読しようと思います。古代ギリシア語は古代の時代のみに用いられたものではなく、ギリシアにおいては19世紀近くに至るまで生産的に古代ギリシア語は著述に用いられ続け、西欧の古典というべき古典ギリシア語とは異なる伝統がギリシアには存在し、この古代ギリシア語の超時間性と古代ギリシア語がギリシアにおいて持つ意味について講義します。
(1) 近世の古代ギリシア語を読む
ギリシア啓蒙期に活躍したアタナシオス・パリオス(1721-1813)の古代語を用いて書かれた散文と詩を読みます。
(2) 中世の古代ギリシア語を読む
ビザンツ期の神学者ニコラオス・カヴァシラス(1322 - 1391)の『ハリストス(キリスト)に在っての生命について』から抜粋して読みます。時間に応じてビザンツ文学の詩も紹介します。
(3) 古代の古代ギリシア語を読む
マルクス・アウレリウス・アントニヌス(121 - 180)の『自省録』から抜粋して読みます。
(4) 新約聖書を読む
新約聖書から抜粋して読みます。
(5) 文語を読む
古代ギリシア語の知識を用いて、現代語の文語を読むことができるように教授します。新約聖書とヴァンヴァス訳文語訳聖書の比較と、コンスタンディノス・ゲオルグリス(1894-1968)の『ギリシア哲学史』の抜粋の講読を行います。
◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆
◆CEFRレベルとは、語学の能力を評価する国際的基準です。詳細については「こちら」をご覧ください。◆
本講座は2022年度に開講された「コイネー・ギリシア語初級I、II」(A2210035)の後継講座になります。2022年度ではコイネー・ギリシア語を中心に古代ギリシア語の文法を中心に勉強しました。本講座では、前年度に学んだことを受け、文法の復習を行いつつ古代ギリシア語原文の講読を行います。
本講座では近代、中世、古代のそれぞれの時代に古代ギリシア語で書かれた文章、また古代語を模して造られた文語(現代語の一種だが、古代語の知識を用い講読可能)で書かれた文章も授業で講読しようと思います。古代ギリシア語は古代の時代のみに用いられたものではなく、ギリシアにおいては19世紀近くに至るまで生産的に古代ギリシア語は著述に用いられ続け、西欧の古典というべき古典ギリシア語とは異なる伝統がギリシアには存在し、この古代ギリシア語の超時間性と古代ギリシア語がギリシアにおいて持つ意味について講義します。
(1) 近世の古代ギリシア語を読む
ギリシア啓蒙期に活躍したアタナシオス・パリオス(1721-1813)の古代語を用いて書かれた散文と詩を読みます。
(2) 中世の古代ギリシア語を読む
ビザンツ期の神学者ニコラオス・カヴァシラス(1322 - 1391)の『ハリストス(キリスト)に在っての生命について』から抜粋して読みます。時間に応じてビザンツ文学の詩も紹介します。
(3) 古代の古代ギリシア語を読む
マルクス・アウレリウス・アントニヌス(121 - 180)の『自省録』から抜粋して読みます。
(4) 新約聖書を読む
新約聖書から抜粋して読みます。
(5) 文語を読む
古代ギリシア語の知識を用いて、現代語の文語を読むことができるように教授します。新約聖書とヴァンヴァス訳文語訳聖書の比較と、コンスタンディノス・ゲオルグリス(1894-1968)の『ギリシア哲学史』の抜粋の講読を行います。
◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆
◆CEFRレベルとは、語学の能力を評価する国際的基準です。詳細については「こちら」をご覧ください。◆
備考
【受講対象者】
一通り古代ギリシア語の文法か現代ギリシア語(口語・文語含む)の文法を学んだことのある方。たとえ自身がなくとも、講読の中でギリシア語が読めるようになっていきます。
【テキスト】
テキストは授業の中で用意します。
参考:
『新約聖書ギリシア語入門』・大貫隆・岩波書店・2004年・2800円・ISBN:978-4-00-023406-4
『古典ギリシア語分店』・マルティン・チエシュコ著、平山晃司訳・2016年・ISBN:978-4-560-08696-4
【備考】
【一般受付】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。
【一般受付期間】(4)2023年2月16日(木)10:00~2023年3月7日(火)23:59
※「講座スケジュール」の内容は授業の進捗状況により変更する場合がございます。予めご了承ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
一通り古代ギリシア語の文法か現代ギリシア語(口語・文語含む)の文法を学んだことのある方。たとえ自身がなくとも、講読の中でギリシア語が読めるようになっていきます。
【テキスト】
テキストは授業の中で用意します。
参考:
『新約聖書ギリシア語入門』・大貫隆・岩波書店・2004年・2800円・ISBN:978-4-00-023406-4
『古典ギリシア語分店』・マルティン・チエシュコ著、平山晃司訳・2016年・ISBN:978-4-560-08696-4
【備考】
【一般受付】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。
【一般受付期間】(4)2023年2月16日(木)10:00~2023年3月7日(火)23:59
※「講座スケジュール」の内容は授業の進捗状況により変更する場合がございます。予めご了承ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 福田 耕佑 |
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肩書き | 京都大学文学部非常勤講師 |
プロフィール | 2019年9月~2021年8月テッサロニキ大学哲学部客員研究員。2022年3月京都大学大学院博士後期課程単位取得退学。専門は(現代)ギリシア思想史・文学史で、特にニコス・カザンザキスの作品翻訳に従事しています。古代から現代を単線的に結ぶギリシア文芸史記述に関する研究や、トルコで生活する在外ギリシア人の文芸研究にも取り組んでいます。 |