講座詳細情報
申し込み締切日:2022-08-26 / その他教養 / 学内講座コード:E2210101
【金19:30】漢字系文字の世界―漢字の歩みと広がり 一般受付⑦8/5(金)10時~
- 開催日
- 10月07日(金) ~ 11月11日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 19:30~21:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,400円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
漢字は中国のみならず、東アジア各地の文化に多大な影響を与えた、一種の共有財産です。では、中国から広まった漢字は各地でどのように発展を遂げたのでしょうか?漢字文化圏で起きた文字現象の本質とはどのようなものでしょうか?―全6回のリレー形式の講座で、アジア各地の漢字受容、漢字から生まれた文字群などを紹介・説明します。中国南部(漢語派諸言語)、ベトナム、西夏、日本がいかに漢字を受け入れたか、独自の漢字使用法の発展、漢語以外の言語のために創製した文字(チュノム・西夏文字)なども紹介します。さらに、それぞれの造字法の比較、文字研究全体からみた漢字系文字の特徴なども論じます。講師らが執筆した近刊『漢字系文字の世界―字体と造字法』(花鳥社,2022)をテキストとします。
【重点を置く学習内容】
単なる「漢字の歴史」にとどまらず、その周辺への影響・独自の発展を学ぶ。
漢字は中国のみならず、東アジア各地の文化に多大な影響を与えた、一種の共有財産です。では、中国から広まった漢字は各地でどのように発展を遂げたのでしょうか?漢字文化圏で起きた文字現象の本質とはどのようなものでしょうか?―全6回のリレー形式の講座で、アジア各地の漢字受容、漢字から生まれた文字群などを紹介・説明します。中国南部(漢語派諸言語)、ベトナム、西夏、日本がいかに漢字を受け入れたか、独自の漢字使用法の発展、漢語以外の言語のために創製した文字(チュノム・西夏文字)なども紹介します。さらに、それぞれの造字法の比較、文字研究全体からみた漢字系文字の特徴なども論じます。講師らが執筆した近刊『漢字系文字の世界―字体と造字法』(花鳥社,2022)をテキストとします。
【重点を置く学習内容】
単なる「漢字の歴史」にとどまらず、その周辺への影響・独自の発展を学ぶ。
備考
【受講対象者】
高校生以上の、漢字・漢語・漢文化などに高い関心のある方。
【テキスト】
『漢字系文字の世界―字体と造字法』日本漢字学会編、花鳥社、2022、本体2,800円+税
ISBN:978-4-909832-48-1
【備考】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。
【一般受付期間】(7)2022年8月5日(金)10:00~2022年8月31日(水)23:59
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
高校生以上の、漢字・漢語・漢文化などに高い関心のある方。
【テキスト】
『漢字系文字の世界―字体と造字法』日本漢字学会編、花鳥社、2022、本体2,800円+税
ISBN:978-4-909832-48-1
【備考】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。
【一般受付期間】(7)2022年8月5日(金)10:00~2022年8月31日(水)23:59
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 吉川 雅之 |
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肩書き | 東京大学大学院総合文化研究科 教授 |
プロフィール | 1967年生まれ。京都大学卒業。京都大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。東京大学専任講師、准教授等を経て現職。専門は中国語学、東アジア諸言語の音韻と文字、香港言語論。単著に広東語教材『香港粤語』シリーズ(白帝社 2001~)、共編著に『香港を知るための60章』(明石書店 2016)など。 |
名前 | 清水 政明 |
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肩書き | 大阪大学大学院人文学研究科 教授 |
プロフィール | 1967年京都市生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士後期課程研究指導認定退学。京都大学学術情報メディアセンター助手、大阪大学大学院言語文化研究科准教授等を経て現職。専門は文字資料を用いたベトナム語史。共著に『ベトナム語文法』(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 2022)、『漢字学ことはじめ』(日本漢字学会 2018)など。 |
名前 | 荒川 慎太郎 |
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肩書き | 本学アジア・アフリカ言語文化研究所 教授 |
プロフィール | 1971年仙台市生まれ。京都大学卒業。京都大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助手、准教授を経て現職。専門は西夏語、西夏文字、西夏語文献。単著に『西夏文金剛経の研究』(松香堂 2014)、共編著に『敦煌石窟多言語資料集成』(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 2017)など。 |
名前 | 笹原 宏之 |
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肩書き | 早稲田大学社会科学総合学術院 教授 |
プロフィール | 1965年東京都生まれ。早稲田大学卒業。早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。文化女子大学専任講師、国立国語研究所主任研究官等を経て現職。専門は日本語学、漢字学。単著に『日本の漢字』(岩波書店 2006)、『国字の位相と展開』(三省堂 2007)、『方言漢字』(KADOKAWA 2013)、『謎の漢字』(中央公論新社 2017)など。 |
名前 | 矢田 勉 |
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肩書き | 東京大学大学院総合文化研究科 教授 |
プロフィール | 1969年千葉県松戸市生まれ。東京大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。東京大学文学部助手、神戸大学大学院人文科学研究科准教授、大阪大学大学院文学研究科准教授等を経て現職。専門は日本語史、特に文字・表記史。単著に『国語文字・表記史の研究』(汲古書院 2012)。 |
名前 | 山下 真里 |
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肩書き | 熊本大学大学院人文社会科学研究部 准教授 |
プロフィール | 東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(DC1)、九州女子大学人間科学部講師を経て現職。専門は日本語史、文字・表記。2014年新村出財団研究奨励賞受賞。「近代日本の正字と俗字の根柢」(『日本漢字学会報』1 2019)、「近代日本における俗字と略字の差異」(『国語文字史の研究』15 2016)など。 |