大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
【世界の歴史と社会を知ろう!】


本講座は、これまであまり注目されることのなかったブラジル在住の被爆者たちについて知ってもらうことを目的とする。彼、彼女らは原爆被爆者であり、戦後移民でもあることから、それら二つの歴史の一部を担う存在である。ブラジルに渡った被爆者たちの歴史を通して、原爆被爆者の歴史と戦後の南米地域への移民の歴史に触れることができる。どちらの歴史も範囲が広いため、本講座では「広島」と「ブラジル」に地域を絞ってみていくこととする。広島には移民とも原爆被爆ともつながる個人あるいは家族の体験と歴史がいくつも存在している。講座の1回目は、ブラジルに渡った被爆者たちの歴史を概説する。2回目は、具体例(聞き取り調査等に協力してくれているブラジルの被爆者団体の代表の方の手記など)を取り上げながら内容を掘り下げていく。3回目は、2回目と同様に具体例を取り上げながら掘り下げ、本講座のまとめをする。


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【受講対象者】
講座内容に興味関心のある方。

【テキスト】
講師作成の教材・レジュメ等を電子配布

【備考】
本講座の受講受付期間は次のとおりです。

【受付期間】(1)2022年6月8日(水)10:00～2022年6月30日(木)23:59

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。

　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	相原 由奈
肩書き	TUFSオープンアカデミー講師
プロフィール	1994年、神奈川県生まれ。2017年、青山学院大学文学部史学科卒業。2017年と2018年にブラジルを訪問し、ブラジル在住被爆者の聴き取りなど現地調査を実施。2019年、東京外国語大学総合国際学研究科博士前期課程修了。東京外国語大学総合国際学研究科博士後期課程に在籍中。現在はブラジル在住被爆者たちの協力を得ながら、研究を行っている。