検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2022-06-29 / 芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:E2208006

【教養19:00】ラメラフォン(親指ピアノ)の音楽への誘い 受講受付①6/8(水)10:00~

主催:東京外国語大学東京外国語大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先:東京外国語大学
開催日
08月23日(火) ~ 08月25日(木)
講座回数
3回
時間
19:00~20:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
3,700円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
【世界の言語と文化を知ろう!】

「カリンバ」や「親指ピアノ」という名でも知られているアフリカ起源の楽器「ラメラフォン」を、実際に奏でながら、この楽器の仕組みと音楽を実演解説します。そして、この楽器について理解し、その音楽に親しんでいただきます。ラメラフォンとは、板や箱などの共鳴具に、金属製や植物製の鍵(キー)が取り付けられた鍵盤型の楽器です。鍵が指ではじかれると、オルゴールにも鍵盤打楽器(木琴や鉄琴)にも似たような独特の音が出ます。本講座では、ラメラフォンのうち、ジンバブエ共和国で演奏される「ンビラ」とボツワナ共和国で演奏される「デング」を中心に、アフリカにおける多様なラメラフォンの歴史およびその分布、ラメラフォンの音楽の構造、その文化的背景までを紹介します。
3日間の講座では、次の3つのトピックを取り上げます。(1)楽器構造とその多様性:発音原理と調律方法という点から、アフリカ各地のラメラフォンの多様性と分類に触れ、それらがどのように伝播し変化してきたか、民族音楽学の研究成果を参照しつつラメラフォンの歴史を考えます。(2)音楽構造:ンビラとデングの音楽を例にして、講師が演奏を交えながら講義します。また、受講者がリズムの取り方や歌を実践しながら学ぶワークショップの時間も取り入れます。(3)ラメラフォンの音楽の文化的側面:ジンバブエの近現代史におけるラメラフォンの政治的役割を解説します。ジンバブエでは1966-80年のアフリカ人解放闘争期にラメラフォンの音楽が政治教育やプロパガンダに利用され、政治的影響力を発揮しました。
本講座を受けると、ラメラフォンの起源地であるアフリカでの音楽と文化についての基礎的知識が実践的に身につきます。


お申込み前にこちらをご確認ください
◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆

備考

【受講対象者】
アフリカの音楽に関心をもつ一般市民。ラメラフォンの実際に演奏した経験のある人、これから演奏を学びたいという人も歓迎します。本講座を受講するにあたり、音楽の経験や予備知識(楽譜を読む知識や楽器演奏技能など)は一切必要ありません。

【テキスト】
講師作成の教材・レジュメ等を電子配布。

【備考】
本講座の受講受付期間は次のとおりです。

【受講受付期間】(1)2022年6月8日(水)10:00~2022年6月30日(木)23:59

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。

 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 松平 勇二
肩書き 兵庫県立大学国際交流機構特任助教
プロフィール 専門は宗教人類学、音楽人類学。主な調査地はジンバブエ共和国とボツワナ共和国。2005年にジンバブエの国民的歌手であるトーマス・マプフーモにあこがれて現地に渡航。ショナ人の音楽を学んだ。ショナの儀礼音楽の奏者として病気治療の儀礼に参加し、人の命と音楽の密接な関係に感銘を受け、研究の道に進んだ。南部アフリカにおける音楽、政治、宗教の連関構造を研究している。
https://researchmap.jp/yuji_matsuhira
資料を請求する
質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.