大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
【世界の言語と文化を知ろう!】

「地球の音楽(1)(2)(3)」は、世界の諸地域の音楽について、各地域の文化・社会の研究者が各々の専門領域の視点からお話をする連続講演会です。一般によく知られる音楽ジャンルから稀にしか話題にならない地域の音楽まで、さまざまな社会の音楽を取り上げます。夏期間の3期にわたって計9回の講演をお聞きいただきます。登壇者はいずれもこの講演会の副読本『地球の音楽』の執筆者です。本とは異なる媒体であるオンライン講演によって、「地球の音楽」のお話を多元的にお楽しみいただこうと思います。音楽の録音や演奏をお聞きいただく機会も交える予定です。

第2期「地球の音楽(2)」は、モンゴルのお話から始まります。馬頭琴やホーミーなどに代表される草原の音楽を広く扱い、今に活きるモンゴルの伝統の姿を紹介します。つづくインドネシアの回では、代表的なガムラン音楽を取り上げ、とくに19世紀後半から20世紀前半におきたグローバルな世界の動きとのつながりに焦点をあてて、その多面的な魅力を探ります。最終回はイラン音楽のお話です。伝統音楽からポップスやロック、ラップ等に至るさまざまなジャンルの映像や音楽を見聞きすることにより、音楽を通してイランやイラン人を識る一助とします。


お申込み前にこちらをご確認ください
◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆

【受講対象者】
音楽に関心をもつ方ならどなたでもお楽しみいただけます。

【テキスト】
副読本:『地球の音楽』山口裕之・橋本雄一編、東京外国語大学出版会、2022年、ISBN:
978-4-904575-97-0 C0095、1，800円+税

【備考】
本講座の受講受付期間は次のとおりです。

【受付期間】(1)2022年6月8日(水)10:00～2022年6月30日(木)23:59

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。

　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	山田 洋平
肩書き	本学専任講師
プロフィール	モンゴル語や中国で話されているモンゴル系の言語ダグール語の研究をしています。2008年9月より2013年7月まで、中国内モンゴル自治区に留学。2017年7月から2019年7月まで在モンゴル日本国大使館で専門調査員として勤務。http://www.tufs.ac.jp/research/researcher/people/yamada_yohei.html

名前	髙橋 梢
肩書き	本学非常勤講師
プロフィール	滋賀県立大学非常勤講師。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学。2001～2002年(8か月)と2010～2012年(2年)にモンゴル国立大学、2004～2005年(6か月)にモンゴル国立教育大学に留学。2016年から2019年までの3年間、在モンゴル日本国大使館専門調査員(政治・経済担当)。専門は教育学で、主にモンゴル近現代教育史、義務教育課程で使用する教科書の研究をしています。

名前	青山 亨
肩書き	本学大学院総合国際学研究院教授
プロフィール	シドニー大学博士後期課程修了(PhD)。専門は古ジャワ語文学、東南アジア古代史。宗教を中心とする文化の受容過程に関心があります。共著『岩波講座世界歴史 第4巻 南アジアと東南アジア』(岩波書店、2022年)など。 http://www.tufs.ac.jp/research/researcher/people/aoyama_toru.html http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/aoyama/

名前	佐々木 あや乃
肩書き	本学大学院総合国際学研究院教授
プロフィール	専門はペルシア古典文学。共著に『世界を食べよう!東京外国語大学の世界料理』(東京外国語大学出版会、2015年)、『バッカナリア――酒と文学の共饗宴』(成文社、2012年)、Indian and Persian Prosody and Recitation， (Saujanya Publication，2012)、翻訳にアッタール『神の書――イスラーム神秘主義と自分探しの旅』(平凡社、2019年)、Rubai'yat (Quaytains) Omar Khayyam(8カ国語訳付きのルバイヤート) (Gooya books， 2010)など。 http://www.tufs.ac.jp/research/researcher/people/sasaki_ayano.html