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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-03-11 / 世界史 / 学内講座コード:E2204015

【水19:30】ベトナム立憲史

主催:東京外国語大学東京外国語大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先:東京外国語大学
開催日
05月11日(水) ~ 06月01日(水)
講座回数
4回
時間
19:30~21:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
4,600円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
【世界の歴史と社会を知ろう!】
19世紀後半に欧米列強の植民地主義の脅威をうけた多くのアジアの国々にとって、独立を確保・獲得し近代国家を樹立する上で、立憲過程は不可欠であった。この講座では、ベトナムの植民地期における20世紀初頭以降のさまざまな思想家・政治家による憲法構想の提起、そして1945年の独立以降の数次にわたる憲法制定・改正過程を軸にベトナム近現代史をたどる。(1)20世紀前半、ファン・ボイ・チャウらの民族運動家たちから憲法構想が打ち出される一方、立憲党やファム・クインなどの植民地体制派からも憲法構想が出され、第二次大戦期の「仏印処理」後に憲法論議がさらに活発になっていく経緯を思想史的にたどる。(2)独立後、民主共和国(旧北ベトナム)では1946年にはじめて憲法が制定された。これはまだ社会主義憲法ではなく、次の1959年憲法から社会主義的になった。(3)旧南ベトナムでも1956年と1967年に憲法が制定され、北ベトナムとの対抗を意識した憲法制定がなされた。(4)ベトナム戦争終結後に統一され、1980年に統一体制のための憲法が制定され、ドイモイ後(1986年以後)、1992年にドイモイ体制に合わせた憲法が制定され、さらに2013年に改正された。(2)から(4)では、歴史研究者の立場から、憲法の制定過程を政治史的・思想史的にたどる。

お申込み前にこちらをご確認ください
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◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆

【重点を置く学習内容】
授業は講義形式ですが、資料(日本語)を沢山読む予定です。

備考

【受講対象者】
受講生はベトナム語ができなくてもよいが、ベトナム史の基本的な知識をもっていることが望ましい。

【テキスト】
講師作成の教材・レジュメ等を電子配布

【備考】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。

【一般受付期間】(7)2022年2月18日(金)10:00~2022年3月9日(水)23:59

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。

 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 今井 昭夫
肩書き 本学名誉教授
プロフィール 東京外国語大学多言語多文化共生センター特任教授。専門はベトナム近現代史。論文に「植民地期ベトナムにおける立憲論と1946年憲法」(『東京外大 東南アジア学』第6巻、2000年)などがある。
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