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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-03-11 / 文学 / 学内講座コード:E2204011

【木19:30】小説『アラバマ物語』とアメリカ南部 『アラバマ物語(To Kill a Mockingbird)』

主催:東京外国語大学東京外国語大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先:東京外国語大学
開催日
04月07日(木) ~ 07月14日(木)
講座回数
12回
時間
19:30~21:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
11,800円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
【世界の言語と文化を知ろう!】
ある地域の文化を理解するためにその地域を扱った映画を見たり小説を読んだりすることが有効であることはよく理解されていると思います。しかし、映画を見て小説を読むときに具体的にどのような点に注目したらよいのかについてはよく分からないという方が多いのではないでしょうか。この講座では、『アラバマ物語』という映画/小説作品を通じて1930年代のアメリカ南部文化を考察する手ほどきをすることを目標にします。
最初の2回の授業で私の方から南部の文化について最低限知っておかなえればならないことを講義するとともに、受講生の皆さんには映画『アラバマ物語』を観ていただいて、この物語のストーリーを理解していただくとともに、どこに南部の文化が見られるのか考えていただきます。
その上で、10回の授業を使って、ハーパー・リー(Harper Lee)の小説『アラバマ物語』 (To Kill a Mockingbird) を読んでいきます。授業の1週間前までに、次の授業ではどこまでを読んで何について考えるのかを明示した授業資料を配布しますので、皆さんはそれに基づいて受講の準備をし、授業を受けていただくことになります。毎回の授業は私の講義40%、課題についての討論30%、質疑応答30%を目安に組み立てていく予定です。10回のうち2回は、内容理解のための全体討論を行ない、皆さんの理解の定着を図りたいと思います。
映画(DVD)には日本語の字幕がついていますので、物語の内容を理解するのに問題はないはずです。問題は小説の方です。文化はことばの中に表現されますから、理想的には小説も英語で読んでいただくのがよいと考えます。しかし、英語を読む能力には個人差がありますから、完全に読み切れない場合には取りあえず日本語で読むというような対応を取ってください。読めなかった部分は、あとで時間が自由になるときにでも読んでいただければ結構です。日本語で読みたい場合、かつては暮しの手帖社から翻訳が出版されていましたが、現在は版元で品切れとなっています。地域の公共図書館などを利用するか、古書市場で入手してください。
高等学校卒業レベルの英語の力がある人であれば、時間はかかるかもしれませんが英語で小説を読み、課題について考え、討論に参加できると思います。

お申込み前にこちらをご確認ください
◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆

【重点を置く学習内容】
講読、教養(歴史と文化)

備考

【受講対象者】
日本の高等学校卒業程度の英語読解力が必要です。

【テキスト】
DVD『アラバマ物語』(Amazonで550円で販売。)Harper Lee, To Kill a Mockingbird(AmazonでKindle版なら850円。)その他、講師作成の教材・レジュメ等を電子配布。

映画(DVD)は初回の授業のときまでに一応見ていただく必要がありますので、受講が決まり次第DVDは早めに入手してください。

【備考】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。

【一般受付期間】(7)2022年2月18日(金)10:00~2022年3月9日(水)23:59

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。

 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 佐々木 孝弘
肩書き 本学名誉教授
プロフィール 専門領域はアメリカ合衆国南部とくにノースカロライナ州を対象にした社会史で、黒人奴隷制度廃止前後の白人と黒人の関係の変化や結婚と家族の歴史などを研究しています。
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