講座詳細情報
申し込み締切日:2022-03-11 / 世界史 / 学内講座コード:E2204010
【木19:30】近代スペインの歴史
- 開催日
- 06月16日(木) ~ 07月21日(木)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 19:30~21:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,400円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
【世界の歴史と社会を知ろう!】
我が国では20世紀末に「国民国家」批判が盛んとなったが、そのことは一国史的歴史研究・叙述からの乖離にも繋がった。たしかに国民国家形成のなかで排除された諸階層に焦点を当てたことや、Connected HistoryさらにはGlobal Historyが新たな歴史的知見をもたらしたことは重要だが、だからといって領域的主権国家の歴史的生成・展開の過程の考察が疎かにされてはならない。
本講義では、21世紀ヨーロッパ諸国家のなかでも多言語・多文化社会を特徴とするスペインが、スペイン帝国の時代以後、18世紀から現代にかけて「国民国家」的価値とは相容れない諸要素を孕みながら、どのような領域的国家形成の軋轢と苦難に直面したかを明らかにしたい。なお、とくにスペイン国民の一体性を称揚してきた「国民史学」の理解を批判しながら、その複雑な歴史をたどることにしたい。
お申込み前にこちらをご確認ください
◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆
【世界の歴史と社会を知ろう!】
我が国では20世紀末に「国民国家」批判が盛んとなったが、そのことは一国史的歴史研究・叙述からの乖離にも繋がった。たしかに国民国家形成のなかで排除された諸階層に焦点を当てたことや、Connected HistoryさらにはGlobal Historyが新たな歴史的知見をもたらしたことは重要だが、だからといって領域的主権国家の歴史的生成・展開の過程の考察が疎かにされてはならない。
本講義では、21世紀ヨーロッパ諸国家のなかでも多言語・多文化社会を特徴とするスペインが、スペイン帝国の時代以後、18世紀から現代にかけて「国民国家」的価値とは相容れない諸要素を孕みながら、どのような領域的国家形成の軋轢と苦難に直面したかを明らかにしたい。なお、とくにスペイン国民の一体性を称揚してきた「国民史学」の理解を批判しながら、その複雑な歴史をたどることにしたい。
お申込み前にこちらをご確認ください
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◆よくある質問◆
備考
【受講対象者】
一般
【テキスト】
『スペイン史10講』立石博高著、岩波新書、2021年、本体940円+税
ISBN:9784004318965
【備考】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。
【一般受付期間】(7)2022年2月18日(金)10:00~2022年3月9日(水)23:59
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
一般
【テキスト】
『スペイン史10講』立石博高著、岩波新書、2021年、本体940円+税
ISBN:9784004318965
【備考】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。
【一般受付期間】(7)2022年2月18日(金)10:00~2022年3月9日(水)23:59
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 立石 博高 |
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肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | 1951年生まれ。神奈川県出身。東京外国語大学卒。東京都立大学大学院博士課程中退。東京都立大学助手、同志社大学助教授、東京外国語大学教授、2013年東京外国語大学長。2019年より名誉教授。専門は、歴史学(スペイン近現代史)。主な著書に『スペイン歴史散歩――多文化多言語社会の明日に向けて』(行路社、2004年)、『世界の食文化 14 スペイン』(農文協、2007年)など多数。 |