大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
本講座では、『ケファライア』『(マニ教) 詩篇』などのコプト語マニ教文献の大部分や『闘技者トマスの書』などのキリスト教グノーシス主義文献の一部が書かれた、コプト語リコポリス方言(準アクミーム方言)の文献を読むことを目指します。
サイード方言(サヒド方言)、ボハイラ方言(ボハイル方言)など主要なコプト語方言と比較しながら、リコポリス方言の言語的特徴を学んでいきます。
また、マニ教とキリスト教グノーシス主義の世界観、宗教文化なども学んでいきます。
対象は、コプト語をすでに勉強したことがある方が望ましいですが、おさらいとして、コプト語文法の基本も解説いたしますので、初めての方でも文字をご自分で覚えるなどしていただければ、付いていけないことはないです。

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◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆

【重点を置く学習内容】
文字、文法、読解、マニ教、グノーシス主義

【受講対象者】
コプト語サイード方言もしくはボハイラ方言を(少しでも)勉強したことがある方。コプト文字が読める方。

【テキスト】
講師作成の教材・レジュメ等を電子配布

【備考】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。

【一般受付期間】(4)2022年2月17日(木)10:00～2022年3月9日(水)23:59

※「講座スケジュール」の内容は授業の進捗状況により変更する場合がございます。予めご了承ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。

　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	宮川 創
肩書き	京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター助教
プロフィール	専門は、コーパス歴史言語学、キリスト教文献学、人文情報学。専門言語は、コイネー・ギリシア語、コプト語を含むエジプト語、そして日琉諸語。ドイツのゲッティンゲン大学で初期キリスト教諸文献のデジタルアーカイブとデジタルコーパスの作成に約5年間従事する。ドイツのゲッティンゲン大学とライプチヒ大学、イスラエルのエルサレム・ヘブライ大学、イギリスのロンドン大学(UCL)などで古代地中海世界の文献学を学ぶ。