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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-11-12 / 世界史 / 学内講座コード:E2111012

【水19:30】ホモ・サピエンスの世界史2:万人社会の解 一般受付(7)10/22(金)10時~

主催:東京外国語大学東京外国語大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先:東京外国語大学
開催日
12月01日(水) ~ 03月02日(水)
講座回数
12回
時間
19:30~21:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
11,800円
定員
40
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
18世紀以降戦争は大規模化し、公債発行に増税、莫大なお金がかかります。封建的諸特権の整理が必要で、それを実行する政治体制構築のために革命を断行する国もありました。人民が人民を支配する、可能でしょうか。大いなる実験です。フランスでは制約なき人民主権を樹立してジャコバン恐怖政治の極に陥り、アメリカでは合衆国建国に当たって人民主権に慎重な制約を課すことで政治の安定を工夫しました。以後近代世界では代議政治と憲法体制が国家の標準となり、政府主導でパリなど大都市を改造し市民に清潔で快適な環境を作り上げてゆきました。国民国家を支える市民は万人平等の法の下規律を持ち自治を担います。アジアの帝国体制でも「黒船の衝撃」を受けて階層秩序を破壊し代議政治と憲法を確立することが急務となりました。
20世紀を迎える頃には電化と内燃エンジンの発達や大量生産技術の発展により大衆が史上かつてない便利な生活を実現しました。教育、健康医療、年金・保険も保障する福祉社会です。人口は77億に達しています。ところが、そのハードとソフトの技術は2度の世界大戦でも巨大な力を発揮し、大量動員の結果戦争の犠牲者は数千万を数え、核兵器まで登場しました。内戦・政争・テロによる犠牲者も比類のない規模に上っています。さらには、豊かな社会を実現する巨大技術は地球環境の破壊を止めどなく進行させています。
本講座を通して人類にとって文明の恩恵と衝撃を知り、持続可能な発展がいかにすれば可能か、ヒントを得ることができるでしょう。世界史の授業に興味があった方も、暗記で嫌いだった方も、歴史を掘り下げて刺激を受けられる講座を目指しています。


お申込み前にこちらをご確認ください
◆受講案内(受講規約)◆
◆よくある質問◆

【重点を置く学習内容】
歴史の流れと人間存在の理解

備考

【受講対象者】
中高・大学で歴史科目を聞いた方

【テキスト】
講師作成の教材・レジュメ等を電子配布

【備考】
本講座の一般受付期間は次のとおりです。


【一般受付期間】(7)2021年10月22日(金)10:00~2021年11月10日(水)23:59

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。

 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 金井 光太朗
肩書き 本学名誉教授
プロフィール アメリカ建国期政治史。東京大学大学院中退、米国ブラウン大学留学。著作『アメリカにおける公共性・革命・国家』(木鐸社)、『アメリカのアイデンティティとナショナリズム』(共著、彩流社)『近代アメリカの公共圏と市民』(共著、東京大学出版会)など。訳書ゴードン・ウッド『ベンジャミン・フランクリン、アメリカ人になる』(共訳、慶大出版)、コリン・ウッダード『11の国のアメリカ史』(共訳、岩波書店)。
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